【最新版】ガンプラ高額ランキングTOP10!高額化する理由や見つけたら即買いなレア度の高いキットも紹介

ガンプラ高額ランキング

「ガンプラ」とは、TVアニメ「ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツ(機体)のプラモデルの総称になりますが、プラモデルと言えば「ガンプラ」を想像する方も多いのではないでしょうか。

そんな「ガンプラ」も最近では高騰化の一途を辿り、定価で購入するのすら難しくなってきています。
そこで今回は実際のヤフオクの落札相場を元にして高額なガンプラを10種類紹介していきたいと思います。

高額キットのランキング以外にも、高騰化する理由の解説や、見かけたら即買いしておいたほうがいいレアなガンプラについても紹介していきますので、ガンプラの購入や売却の際の参考にして頂ければと思います。

目次

ガンプラが高額化する4つの理由

元々「ガンプラ」は定価が設定されていて、その価格で市場に流通されるわけですが、発売直後にお店に行っても商品は無く、フリマサイトやオークションサイト、大手通販サイトを見ると定価以上の価格で出品や販売が多数行われていたりする。それが最近の「ガンプラ」の状況です。

この章では最近のガンプラ事情も踏まえ、「ガンプラ」が高額化する理由について感上げてみたいと思います。

 希少価値や限定版の存在

プレバン限定

ガンプラには玩具屋や模型屋の店頭で販売されている一般販売品と、公式通販サイトやイベント会場でのみ販売される限定品の2種類が存在します。
公式通販サイトの「プレミアムバンダイ」(プレバン)では、準備した生産数に達した時点で受注が終了する以外に、期間内に受け付けた分のみを生産する受注生産。そして抽選販売などがあり、準備数に対して注文数が多いキットに関しては再販が実施されています。
また、イベントで販売される限定品は売り切れた時点で終了になるため人気のあるキットについては必然的に入手が難しくなってきます。

「プレバン」品は受注開始後に直ぐに完売してしまう場合が多く、イベント品も様々なグッズの中ではガンプラが真っ先に売り切れるため、共に直後から一気に価格が高騰する傾向にあります。

 特殊コーティングやクリアパーツなど見た目の違い

PG 1/60 トランザムライザー
「PG 1/60 トランザムライザー」アニメ内でのトランザムが発動した際のカラーをメタリック成形で再現

ガンプラの中には特殊なメッキ加工がされた物や、透けたクリアパーツで構成された物。中には純金のコーティングが施されたものなど、通常のキットとは異なるカラーバリエーションのキットがあります。
一般販売されるキットでも限定モデルとして発売される場合がありますが、ほとんどは公式通販サイトやイベント会場などで限定販売されることが多く、これらのキットも「1-1.希少価値や限定版の存在」と同様に、数量が限定されているため、入手困難な点とも合わさり、発売当初から価格が高騰する傾向にあります。

  アニメの影響

ガンプラの多くはテレビや劇場作品と合わせて販売される物のため、アニメの中で活躍した機体や、視聴者に大きな印象を残した機体はやはり人気が高く、ガンプラでもそれらのキットは人気が集中します。
そのため、発売当初から高値になる物が多いですが、発売直後の人気商品は再販までの期間も短く市場の価値はかなり変動する傾向にあります。

 転売行為の影響

コロナ禍の巣ごもり需要の辺りからガンプラも転売行為の対象として見られるようになり、結果的に人気のあるキットはもちろん、ガンプラの名の付くものは軒並み転売行為で買い占められ、物によっては発売前からAMAZONなどで定価以上の価格で販売されています。

そのため、以前のような正常な価格でのガンプラ入手は困難になり、それらのユーザーにより不当に市場相場が吊り上げられる状態がここ何年も続いています。

オークション高額落札ガンプラランキング 10選!

ここからは実際のオークションの落札結果を元に、高額落札されたガンプラを紹介していきます。
オークションの場合には落札希望者同士で競り合って金額が決まってきますので、より正確な商品の価値が見えてきます。
もちろんそのタイミングだからその金額に達した可能性など、様々な要因が絡んで来るかと思いますので、あくまで参考程度にお考え頂ければと思います。

 HY2M 1/12 MS-06S ザクII mastermind JAPAN Ver.

HY2M 1/12 MS-06S ザクII mastermind JAPAN Ver.
HY2M 1/12 MS-06S ザクII mastermind JAPAN Ver.

「HY2M 1/12 MS-06S ザクII mastermind JAPAN Ver.」は2018年にバンダイのアパレルブランド「STRICT-G」とメンズカジュアルブランド「mastermind JAPAN」とのコラボで販売されたキットで、漆黒のボディに「mastermind JAPAN」の特徴であるスカルマークがあしらわれたデザインはインパクトありまくりです。

2018年のコラボではHY2Mのシャアザク以外にも、シャアザクのパーフェクトグレード版「PG 1/60 MS-06S ZAKUII mastermind JAPAN Ver.」。そして今回のランキングでも紹介している「PG 1/60 UNICORN GUNDAM03 PHENEX mastermind JAPAN Ver.」も同時に発売されました。

「HY2M 1/12 MS-06S ザクII mastermind JAPAN Ver.」は組立済みの物でも200万円台、未組立・未開封の物は過去に350万円代で複数回落札されたこともありました。
「mastermind JAPAN」とのコラボモデルはオークションでも比較的高額で取引されている人気のコラボ商品になります。

 HY2M 1/12 RX-78-2 GUNDAM ガンダム

 HY2M 1/12 MS-06S ZAKUII シャア専用ザク
 HY2M 1/12 RX-78-2 GUNDAM ガンダム アニメーションカラーVer.

HY2M 1/12 RX-78-2 ガンダム

ガンプラの中でも最大サイズの全高1.5mの圧倒的な大きさを誇る「ハイパーハイブリッドモデル(HY2M)」は価格も高額なこともあり、現在のオークションサイトでも高額で取引がされている商品です。

第1弾の「HY2M 1/12 MS-06S ZAKUII」は2001年に207,900円で発売され、2005年には「リアルカラーバージョン」(250,000円)として再発売されました。翌年の2006年には待望の「HY2M 1/12 RX-78-2 GUNDAM」が発売。「ガンダム」は「ザクII」から5年後の登場で価格も350,000円と大幅に高くなりましたが、関節部分などに金属パーツを採用するなど、「ザクII」の問題点を改善するいと共に、より広い可動域も実現しています。

HY2Mのガンダムはガンプラ30周年記念として色違いの「HY2M 1/12 RX-78-2 GUNDAM ガンダム アニメーションカラーVer.」が最終生産と銘打って数量限定販売が行われました。

H2YMは、イベントの限定品としてカラーバリエーション違いのキットが複数発売されていましたが、高額な事もあり生産数は少なく、オークションなどでもあまり見かけないレア度の高い物になっています。

「HY2M」は組済みのキットでも高額で取引される場合が多く、以前よりは相場の価格は下がりましたが、それでも落札相場は30万円台で推移しています。(タイミングに寄りもっと高くなる可能性はあります。)逆に、未組立の箱未開封品の価値は上がっていて2025年2月には2006年版の「RX-78-2 ガンダム」が100万円を越える金額で落札されていました。

HY2M 1/12 MS-06S シャア専用ザク
HY2M 1/12 MS-06S シャア専用ザク

 PG 1/60 UNICORN GUNDAM03 PHENEX mastermind JAPAN Ver.

PG 1/60 UNICORN GUNDAM03 PHENEX mastermind JAPAN Ver.
PG 1/60 UNICORN GUNDAM03 PHENEX mastermind JAPAN Ver.

「PG 1/60 UNICORN GUNDAM03 PHENEX mastermind JAPAN Ver.」は最初に紹介した「1/12 HY2M MS-06S ザクII mastermind JAPAN Ver.」と同じタイミングの2018年に発売された「mastermind JAPAN」とのコラボモデルになります。

特徴的な「フェネクス」の金色のボディは、光沢感のあるブラックで仕上げられ、本来はブルーのクリアパーツで表現されているサイコフレーム部分はクリアブラックに変更されています。
別売されていたLEDキットも付属しているので、組み込むことでサイコフレーム部分を青く光らせることが出来ます。

最近ではあまりオークションに登場することはなくなりましたが、一時は100万円を越える値段が付いた時もありました。

 キャンペーン当選品 PG 1/60 RX-78-2 純金コーティングVer.

キャンペーン当選品 PG 1/60 RX-78-2 純金コーティングVer.
画像転載元:https://glimited.blogspot.com/
2002年に開催された「MGスペシャルメカニックシール Wチャンスキャンペーン」で、シールの台紙にある応募券を2枚セットで送ることで応募できたキャンペーンの当選品になります。

箱も輝きのあるゴールド仕様!見た目の豪華さもあり当選数はかなり少なめでした。
同じキャンペーンでレッドメタルコーティングの「PG 1/60 MS-06S シャア専用ザク」も景品として提供されていました。

以前は落札相場70万円台での推移していましたが、2018年に160万円で落札されたこともありました。2020年代に入ってからはオークションへの出品が無いため相場はわかりませんが、他のガンプラの相場推移から考えると、その価値は上がっているものと思われます。

 元祖SDガンダム 真聖機兵 ゴールドガンレックス

真聖機兵 ゴールドガンレックス

元祖SDガンダムの5周年記念のキャンペーンの景品で、元祖SDガンダムの「No.125 真聖機兵ガンレックス」に金メッキを施し、クリアパーツも青から赤に変更された非売品のキットになります。

パッケージを見ると普通のSDガンダムっぽいですが、「真聖機兵ガンレックス」は内部に別売りの「バーサル騎士GP01」を搭乗させる事ができる大型のキットなのでかなり迫力があります。

「真聖機兵 ゴールドガンレックス」は近年かなり高騰しており、2020年頃は15万円前後の相場でしたが、2024年には45万円、2025年には90万円で落札されています。

 PG 1/60 機動戦士ガンダム シャア専用ザク レッドメタルVer.

PG 1/60 機動戦士ガンダム シャア専用ザク レッドメタルVer.
画像参照元:AMAZON

「キャンペーン当選品 PG 1/60  RX-78-2 ガンダム 純金コーティングVer.」と同様に、2002年に開催された「MGスペシャルメカニックシール Wチャンスキャンペーン」で、シールの台紙にある応募券を2枚セットで送ることで応募できたキャンペーンの景品になります。 パッケージはパーツのコーティング色と同じく真っ赤のメタリック仕様でした。

2010年代は10万円前後、2020年に入り20万円台で相場が上がりましたが、2024年には30万円台で落札された事もありました。
キャンペーンの当選品のため、真贋判定の重要な要素となる当選通知が付属していないと価値が下がる可能性があります。

 clubMG MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 純金メッキモデル

clubMG MG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 純金メッキモデル
画像転載元:http://www.dalong.net/

「club MG」はガンプラ30周年企画として2010年にスタートしたサービスで、購入したガンプラに封入されているガンプラナンバーを専用サイトで登録することでポイントを獲得することができ、そのポイントを貯める事で様々な景品と交換できるサービスでした。(現在はサービス終了)

「MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 純金メッキモデル」もその中の景品のひとつで、これ以外にも「MG ガンダム ver.OYW チタニウムフィニッシュ」「MG ガンダム ver.OYW クロームメッキ」「MG ガンダム ver.1.0 チタニウムフィニッシュ」などもありましたが、「純金メッキモデル」はそれらの倍以上のポイントが必要な景品で、実際一番人気のあったキットでした。

「純金メッキモデル」は2020年頃まではオークションにも時々出品されており、40万円台で相場が推移していました。他のキットに関しては2020年以前は6~8万円台で推移していましたが、2020年以降は10万円台に相場が上がり、2024年には20万円台まで相場が上がってきていますので、「純金メッキモデル」に関してもその価値が上がっているものと思われます。

 元祖SDガンダム No.81 フューラーザタリオン

元祖SDガンダム フューラーザタリオン
画像出典元:https://ameblo.jp/z-kaku-p/

「元祖SDガンダム No.81 フューラーザタリオン」はSDガンダム戦記(G-ARMS)に登場するザタリオン帝国の総統で、総統の名に恥じない武装モリモリな凶悪な外見のキットになります。

キット自体は定価1900円の大型キットになり、航行形態のデストロイドアグレッサーに変形が可能なだけでなく、別売りの「No.67 ザウエルアールジャジャ」との合体ギミックなど、かなり盛り沢山な内容のキットになっています。

「フューラーザタリオン」が現在高騰している理由のひとつとして、先に紹介した「元祖SDガンダム 真聖機兵 ゴールドガンレックス」もそうですが、「フューラーザタリオン」自体が定価の高い大型キットだったため、当時の子供達に取っては手の出にくいキットだった事が一つの要因と考えられています。

「元祖SDガンダム No.81 フューラーザタリオン」は組立済みの物でも高値がついていて、オークションでは1万円台で取引されていて、未組立の物であれは50,000円代の相場になります。

 METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム

 METAL STRUCTURE 解体匠機 MSN-04 サザビー

METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム
METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム

「METAL STRUCTURE 解体匠機」は彩色済みの完成品ブランドのためガンプラとは少し違ってきますが、ガンプラユーザーからの人気も高く、クオリティの高さから高い支持を得ているブランドになります。

ガンダム関連の完成品の中では最上級のブランドになり、スケール的にはPG(パーフェクトグレード)と同じ1/60スケールで全高は40cm前後の大きさですが、使用されているパーツの大半はダイキャスト製の金属パーツのため、かなり重量感があります。
現在「METAL STRUCTURE 解体匠機」は「RX-93 νガンダム」と「MSN-04 サザビー」の2体と共に、それぞれのオプションパーツがラインナップされています。

商品自体が高額な事もありますが、定期的に再販はされていても人気の高さから市場的には品薄が続いており、オークション相場も定価の倍以上になっています。

METAL STRUCTURE 解体匠機 MSN-04 サザビー

 元祖SDガンダム SD戦国伝 風林火山編 新生頑駄無城 天地城  

画像出典元:https://ameblo.jp/z-kaku-p/

「生頑駄無城 天地城」は、元祖SDガンダムの基地シリーズとして発売されていたバトルスクェアシリーズの流れを組む城(基地)のキットで、高さや幅・奥行きがぞれぞれ30cm程度ある大型のキットになります。

定価は4,800円と、当時のSDガンダム系のキットの中ではかなりの高いキットになります。結果として、他の現在高額になっているSDガンダムキットと同様で、定価が高かったためにあまり出回らなかったのが現在高騰している理由と思われます。

当時不人気だった理由として、「新生頑駄無城 天地城」はあくまで城(基地)の部分だけのキットのため、雑魚と暴留が付属しているだけで、武者系のモビルスーツが一切付属していなかったのも要因のひとつだったと思います。

オークションの相場としては、組立済みでも付属物や箱が揃っている物なら最近でも10万円以上で落札されています。また、未組立の状態の良いものであれば30万円以上で落札された記録もあります。

見かけたら即買いした方がいい、入手困難なレアキット

ここではオークションなどで驚くような高額で取引される事はありませんが、ガンプラ好きな人達の中では入手が難しくてレア度が高いと呼ばれているガンプラについて紹介していきます。
玩具屋や中古ショップを回っていて見かけたら確保しておくと良いかもしれません。

プラモの出来は凄かった「機動戦士ガンダムAGE」シリーズ

ガンプラは上位互換にあたる機体が発売されてしまうと、前のキットはなかなか再販がされなくなる場合がよくあります。
「機動戦士ガンダムAGE」は本編放送中はアニメ自体が不評だった事もあり玩具全般の売上が芳しく無く、プラモデルのキットもその影響を受けてあまり再販がされていない状態でした。しかし、本編終了後から数年経過して「機動戦士ガンダムAGE」のキットが再評価されだすと、番組の中盤以降に登場する上位機体のキットは再販されていましたが、初期に発売されたキットについてはほとんどが再販されていなかったため、入手が困難になっていました。
現在は再販も行われているため一時期のように高値になることは減りました今でも入手が困難なキットは多くあります。

ガンプラ好き必見「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」

『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』は、ガンプラ30周年記念で2010年に製作された映像作品になります。内容は10~15分ほどの話が3話で構成されているもので、放映自体も特別番組のコーナーのひとつとして放送されただけだったため、知らない人も多い作品でした。

その後、2013年に放映された「ガンダムビルドファイターズ」で再注目された事で一部のキットが再販され、一時期は相場も落ち着いていましたが、2018~2019年頃の再販以降は再販自体がされていないため。現在はオークション相場もじわじわと値が上がってきている状態です。

ガンダム映画興行収入1位「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ

後年HG化が進んでいる『機動戦士ガンダムSEED』ですが、その影で、HGでは無い無印の旧1/144キットの再販はほぼ絶望的と思われ、オークションなどでもその相場は徐々に上がってきています。

HG化されたキットでも、再販の頻度はキットにより異なっているので、品薄気味なキットももちろんあります。「HG 1/144 ザクウォーリア(ライブコンサートバージョン)」などは作品の人気もあったので2010年代には何度も再販されていたこともあり、お店では3割引の800円ぐらい(当時としてはコレが普通)で売られていて、どちらかというと棚に年中並んでいる感じでした。
しかし、コロナの影響で巣ごもり需要が増えた結果、現在では10倍近い8,000円前後でオークション相場が推移しています。

ガンダム初のCG+実写作品「G-SAVIOUR / ジーセイバー」

ガンダム20周年記念作品として2000年に放映された実写作品で、その作品に登場する主役機を立体化したものが「1/144 HG ジーセイバー(無重力仕様)」になります。
当時は作品の評価も相まり再販はほぼされていませんでしたが、2013年に「ビルドファイターズ」に登場したことで幻のMSとして話題になり、その後は何度か再販はされましたが、現在でもオークション相場では6,000円前後で推移しています。

あの漫画からの立体化「モビルスーツ戦国伝」シリーズ

マンガ「プラモ狂四郎」に登場した「武者ガンダム」を立体化したシリーズで、キットとしては3種類発売されていました。
3種類の中では「武者ガンダムMk-II」が唯一MG化されていますが、その他のキットはHGやMG化はされていないため、再販の希望はかなり薄めかと思います。
キット自体があまり見かける物ではありませんが、オークションに出品されると8,000円前後で落札されています。

昔は毎年のように出ていたんです「プロショップ限定品」

現在は新規に発売されていませんが、以前は「プロショップ限定」としてプロショップ認定されている店舗でのみ販売される限定品が存在していました。
「プロショップ限定品」はほぼ再販は行われないため店頭から無くなったら終了だったため、なかなか入手するのが難しい商品でもありました。

キットにも寄りますが、オークションでは高値で取引される傾向があり、「MG 1/100 MS-06R-1 ザクII Ver.2.0 ア・バオア・クー防衛隊仕様 プロショップ限定」は20,000円前後で取引されていました。

HG化されていない旧キット全般

HGやMGなどの現在のグレード表記に含まれていない、いわゆる「旧キット」と呼ばれるキット達も
再販頻度がそこまで高くないため、HGやMG化されていないキットは入手が難しいキットと言えます。

旧キットに含まれる「ガンダム・センチネル」は、HGやMGで再商品化がされていますが、「1/144 フルアーマーZZガンダム」はHG化がされておらず、旧キットのセンチネルは再販もほぼ無いため、旧キットながら現在は5,000円前後で相場が推移しています。

上記意外にもお店で見かけたら即買いした方がいいキットとしては
2000年頭に登場した戦艦や戦闘機など特殊な機体を立体化した「EXモデル」シリーズもあまり再販されることはないため品薄傾向にあり、「EXモデル 1/144 ヒルドルブ」のオークション相場は10,000円前後になります。
また、SDガンダムの「元祖SDガンダム」や、2004年にTV放映されていた「ガンダムフォース」シリーズも再販が殆ど行われていないため、そこまで高額なキットではありませんが、レア度は高いシリーズになります。

キットではありませんが、ガンプラをかっこよくするための「ビルダーズパーツ」シリーズも商品によっては極端に再販頻度が低い物があり、それらの商品は定価以上で取引されています。

ガンプラを高く売るための3つの方法

オークションで高額落札されているガンプラや、マニアも欲しがる入手が困難なキットについて紹介していきましたが、最後は所有しているガンプラを高く売るための注意点について解説してみたいと思います。
せっかく価値のある物を所有していても、保管方法が悪かったためにその価値を落としてしまう事もありますので、参考にしてみてください。

最も高く売る方法は組立てない事!
ガンプラは元々組立てて楽しむための商品ですが、実際に高く売りたいのであれば、未開封・未組立の状態がもっとも高く売れる状態になります。
ガンプラは箱に入っていますが、箱は開封できないように封がされているわけではないので、未開封と言うは中の内袋の状態を指します。箱の外観の状態ももちろん重要ですが、やはり中身が購入時と同じ状態で保管されているのかどうかの方が高く売るための重要な要素になってきます。
積みプラする時は要注意、箱も重要な要素です

保管してあるガンプラの中身が未開封で未組立だったとしても、箱の状態が良くないと、その価値を下げる要因になってきます。
棚などに保管する場合、箱の上に箱を重ねて保管するのが一般的ではありますが、箱の大きさを揃えて積み上げたり、積み上げる際の高さにも少し注意を払うことで、積み重ねた際の箱の潰れや跡が付くのを防ぐことが出来ます。

保管時に注意すべき点としては、太陽光などによる退色も注意すべき部分です。
紫外線による退色は太陽光に限ったことではなく、室内の蛍光灯などの光でも退色を起こす可能性があります。蛍光灯の紫外線は太陽光に比べれば約1/1000程度と言われていますが、その光には紫外線が含まれていますので、長年当てることで退色を引き起こす可能性があります。
また、LED蛍光灯は紫外線がでないと思われがちですが、白色に発光させる際に紫LEDを使用している場合にはごく僅かですが紫外線がでると言われています。
蛍光灯ほどの量ではありませんが、こちらも長い期間で見た時には100%退色はおきないとは言えないので注意すべき点と言えます。

ちなみに、暗闇などで使用されるブラックライトやUVライトは紫外線部分を中心に照射しているので、退色させる力はかなりのものです。

売り時を逃さない!

高く売りたいのであれば、もっとも市場的な価値が高いタイミングで売るのが一番ですが、実際には相場変動していますので、その部分を見極めるのは至極難しい事だと言えます。
逆に、再販がされたタイミングで、相場が崩れる前に売ってしまう方が確実な方法とも言えます。

再販の情報は以前は公式で公開されていましたが、近年のガンプラの置かれた状況から公式の再販情報公開を行われなくなっています。ネット上には流出した再販情報を公開しているサイトもありますが、バンダイは芳しくは思っていないようです。
再販情報の入手方法としてはSNSなどでお店さんの入荷情報をチェックするのが一番健全な情報の入手方法になります。

まとめ

今回はガンプラの中でもオークションで高額で取引されている高額なガンプラについて紹介してみました。コロナ禍の巣ごもり需要をきっかけに様変わりしてしまったガンプラ界隈ですが、入手するのが難しくなっただけでなく、ガンプラの価値自体が一気に底上げされ、一般販売されていたHGやMGなども以前からは想像も出来ないような金額で取引されるようになりました。

ガンプラ好きな人からすれば 積みプラ いつか作ろうと大切に保管していたガンプラ達が驚くような価格で取引されていて、価値が高くなったと喜ぶ反面。それだけ価値が出てきてしまうと逆に開封するのをためらうことになったりとなんとも複雑な心境の方々も多いのではないでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事がみなさんの楽しいガンプラライフの手助けになれば幸いです。

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