【ガンプラ】1/60 PG(パーフェクトグレード) 目的別おすすめキット9選!

おすすめPGガンプラ9選

ガンプラにおけるPG(パーフェクトグレード)の歴史は、1998年に発売された「PG 1/60 RX-78-2 ガンダム」から始まりました。登場から27年が経過した現在でも、そのクオリティの高さから多くのガンプラファンの心を掴み、注目を帯び続けている様子は、まさにガンプラ最高峰のグレードと言えます。
そんなPGは発売されている数こそは他のグレードに比べると少ないですが、どれも魅力的なキットなので目移りするばかり。でも、価格的に高価な物なのでアレもコレも買うのはちょっと難しいんですよね。

そこで今回は初めてPGにチャレンジしてみようという方向けに、PGの選び方やおすすめキットについて紹介していきたいと思います。
もちろん、PGの基礎的な知識から、完成したPGをワンランク上の完成度に引き上げるテクニック。そして展示方法についても解説していきますので、ぜひ最後まで御覧ください。

PG(パーフェクトグレード)ってなに?

PGキット

おすすめのPG(パーフェクトグレード)のキットを紹介する前に、PGについて簡単に紹介していきたいと思います。
PGは難易度が高くて初心者には無理・・・ という認識をお持ちの方もいるかと思いますが、本当に初心者には無理なのかどうかも含めて、PGはの特徴や歴史などについて解説していきますので、PGを更に楽しむためにまずはPGに対しての予備知識を付けておいてみてください。

 PGの特徴。他のグレードとの違い

ガンプラ 高さ02

PG(パーフェクトグレード)は大きさを1/60スケールに統一したグレードで、完成後の大きさは30cmぐらいになります。

ガンプラの中では最上位のグレードになり、新商品はその時点での最新の技術を注ぎ込むだけでなく、従来にとらわれない新しい解釈で外見や内部構造、可動機構なども新規に設計する、ガンプラの究極(パーフェクト)の形を目指したまさにガンプラの最高峰です。

PG(パーフェクトグレード)は元々、「そのままスケールアップすれば実際のガンダムが出来上がる」ということを目指して開発が進められていて、外観だけでなく、内部構造も単なる見せかけのディテールではなく、実際に動かした際にはどう動くのかを考察した上で設計が行われており、各関節の可動やシリンダーの動きなど徹底したこだわりの元に、機械としてのモビルスーツが再現しています。

これらのこだわりがあるからこそ、他のグレードとは比較にならないレベルの完璧なプロポーションや細部のディテール。そして様々なポーズを取ることができる高い可動域など、ガンプラファンなら誰もが納得するクオリティが実現されているわけです。

 PGは難易度が高いから上級者向け?

PG ガンダムMkII

よく「PG(パーフェクトグレード)は難易度が高いから初心者には無理だ!」と言った事を聞く事があります。確かにパーフェクトグレードはガンプラの中では作るのが大変なグレードではありますので、上級者向けと思われがちではありますが、別に初心者でもプラモデル作りの基本的な知識があれば組み立てる事は全然可能です。個人的な感覚としてはHG(ハイグレード)を2~3個を素組でもいいので最後まで組立てて完成させた経験があれば大丈夫かなと思います。

結局、ガンプラはグレードが上がればパーツ数が増えて、作業の工程が増えていくだけですので、グレードが上がれば上がるほど組み立てるのに時間がかかる程度に考えて頂ければ問題はないかと思います。

ただ、この時間がかかるってのが結構修行的なところもあって、一気に作業するのは結構大変なので、毎日少しづつ気長に作業していくのをおすすめします。

 PG(パーフェクトグレード)の歴史

PG 1/60 RX-78-2 ガンダム
PG UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム

PG(パーフェクトグレード)の始まりはガンプラではなく、1997年に発売された「エヴァンゲリオン初号機」は初めてのパーフェクトグレードのキットになります。
「究極のエヴァンゲリオンを開発する」というコンセプトの下に開発が開始された「エヴァンゲリオン初号機」は、当時発売されていたエヴァンゲリオンのキットの中では最も大きいサイズで迫力ある初号機の再現ができましたが、MGなどのガンプラと比べると劣る部分もあり、パーフェクトグレードの第1弾としては未熟な点も多々あるキットでした。

その後、翌年の1998年に発売されたのが、ガンプラとしては初のPGとなる「PG 1/60 RX-78-2 ガンダム」になります。
コアファイターの変形からガンダム内部への格納にいたる合体プロセスの再現や、本体の動きに合わせて各関節部やシリンダーが連動して動作すると言った、機械としてのMSを再現。外装部分も各所のハッチを開閉することが可能になっており、フルハッチオープン状態を再現できるようになっていました。
また、PGの特徴として最初からLEDが付属していて、別売りの電池を使用することで目を点灯させるギミックも搭載され、先述のフルハッチオープンと合わせて、飾って楽しむこともできるようになっていました。

2009年発売の「PG 1/60 ダブルオーライザー」ではGNドライヴ部が発光するだけでなく、ユニット内部が回転するギミックも入っていて、アニメのGNドライブが徐々に回転を増してGN粒子をためていく様子が再現されています。

2020年にはガンプラ40周年の集大成として「PG UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」が発売。常に進化し続けているPG(パーフェクトグレード)ですが、また新しい次元に到達しました。

一般販売と限定販売(プレバン専売、イベント限定)

PG(パーフェクトグレード)にも他のグレードと同様に、一般的にお店で販売されているものと、公式サイトの「プレミアムバンダイ」やガンダム関連のイベントで販売されている限定キットがあります。

これらの限定キットと、お店で販売されている一般販売品との違いとしては、昔はカラーバリエーションの異なる物がほとんどでしたが、近年では市販品を更にグレードアップさせる為の拡張パーツセットや、それらが最初からセットされているバリエーション違いのキットなど、購入したPG(パーフェクトグレード)のキットを更に楽しめる物が多く発売されています。

一般販売されているキットと、限定販売されているキットの見分け方ですが、PG(パーフェクトグレード)より下位のグレード(MG、HG、RG等)の場合には「パッケージがフルカラーかどうか」「取扱説明書が用物ものか」と言った判別方法があったのですが、PGに関しては限定販売品でも市販品のようなフルカラーでしかもオリジナルデザインのパッケージの物も多いので一概に判断するのが難しい物もあります。

左はプレミアムバンダイ専売品の「PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム(最終決戦Ver.)」ですが、市販品と同様にフルカラーのパッケージが採用されています。同様に右側はプレミアムバンダイ専売品の「PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム用 フルアーマー拡張ユニット」になりますが、こちらは拡張キットという事もあってかいつものフルカラーでは無いパッケージになっています。

PG(パーフェクトグレード)の選び方

PG(パーフェクトグレード)のキットはガンプラの最上位グレードという事もあり、価格も結構高額な物ばかりになります。
もちろん、他のグレードと同じ用にパッケージで選ぶ「ジャケ買い」もアリだと思いますが、せっかく作りごたえのあるパーフェクトグレードを購入するのですから、その機体がアニメの中でどういった活躍をしていたのか、どんな戦い方をしていたのかなど、事前に色々勉強しておくのもおすすめな方法です。
事前に知識を得たうえで組み上げていくと、その部位がアニメの中ではどの用に描かれていたのか思い出しながら組んでいけるので、ただ組み上げていくよりも、更に楽しんで頂けるはずです。(実際に作品を観ながら組み立てるのも最高ですね。)

目的別PG(パーフェクトグレード)おすすめキット9選

PG(パーフェクトグレード)はどういったものなのか紹介し終わった所で、ここからはおすすめのキットを紹介していきたいと思います。 キットは目的別に初心者の方にもおすすめな「作りやすいキット」装備や武器が盛りだくさんでお得感満載の「コストパフォーマンス抜群なキット」、そして、完成後に飾ったり写真を撮って楽しめる「ばえ度重視のキット」の3項目にわけて、それぞれオススメのキットを紹介していきますので、ご購入の際には参考にしてみて頂ければと思います。

作りやすいキットおすすめ3選!

PG(パーフェクトグレード)はガンプラの中でも最上位のグレードになり、必然的に作るのものなかなか大変なキットばかりです。難易度としてはMGやHGと大差はありませんが、いかんせんパーツ数や作業工程がかなり多いので、完成までに結構時間がかかってきます。

そこで、ここでは、初めてPGを作る人におすすめしたい作りやすいキットを紹介していきます。
最初から作りたいキットを作るのももちろん有りですが、作業量の多さに途中で挫折するのも悲しいですので、最初は作りやすいキットから挑戦しみるのはいかがでしょうか。

PG RX-78-2 ガンダム
PG 1/60 RX-78-2 ガンダム

ガンプラのパーフェクトグレード第1弾キットです。パーフェクトグレードの中では最古参のキットになりますが、組み立てやすさには定評のあるキットです。他のグレードのガンダムと比べて太ももや胴体が太めでかなりガッシリとしたスタイルではありますが、PGらしくバランスが良いのでかなりかっこよくまとまっています。
LEDが内蔵されていて頭部の目を点灯させることが出来ます。

今回紹介している「RX-78-2 ガンダム」は1998年に発売されたキットになりますが、2020年にはガンプラ40周年の集大成として更に進化した「PG UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」が発売になりました。 最新のPGという事で見た目的にも最新の技術が詰め込まれているレベルですが、やはりパーツ数や作業工程も増えているので、初めてのPGであれば「PG 1/60 RX-78-2 ガンダム」の方が作りやすくておすすめです。

PG MS-06S シャア専用ザク2
PG 1/60 MS-06S シャア専用ザク2

ガンプラのパーフェクトグレード第3弾がこの「PG 1/60 MS-06S シャア専用ザク2」になります。
内容としてはひとつ前に発売された「PG 1/60 MS-06F 量産型ザク2」と基本同じものになりますが、ランナーの成形色と付属するデカールシールが異なるだけでなく、脚部へのスラスターの追加やバックパックの大型化など、シャア専用としての演出もしっかりされています。こちらも極初期に発売されたキットと言うこともあり、組立て易いキットとして定評がありますので、初めてのPGにはおすすめのキットです。

「PG 1/60 MS-06S シャア専用ザク2」のキットは「PG 1/60 RX-78-2 ガンダム」と同様に、頭部にLEDが内蔵されていて、別売りの電池を入れることで、頭部のモノアイ部分を点灯させることができるようになっています。

PG ストライクガンダム
PG 1/60 ストライクガンダム(PG 1/60 スカイグラスパー+エールストライカー)

アニメ本編がヒットして多くの新規ユーザーを獲得したと言われる「機動戦士ガンダムSEED」の主役機が「PG 1/60 ストライクガンダム」になります。キットとしては番組の初期で活躍した状態を再現しているため、武器や装備も初期の物のみとなりますが、別売りされている「PG 1/60 スカイグラスパー+エールストライカー」と合わせることで、大型のスラスタにより飛行能力を持った「エールストライク」を再現することができます。

キットとしては、無駄な装備がない分作りやすく、元々が細身のスタイリッシュな機体という点と、パーフェクトグレードだから再現できた可動により多彩なポーズを付けて楽しめるため、完成後も是非ポーズを付けて飾って頂きたいキットです。

コスパ最強!おすすめキット3選!

ここではコストパフォーマンスに優れたキットを紹介していきたいと思います。
ここで言うコストパフォーマンスは武器や装備品がたくさん付いていて、いろいろな楽しみ方ができるキットの事をさしています。 やっぱりいろいろなオプションパーツが付いていたほうがなんかお得感がありますよね。

PG パーフェクトストライクガンダム
PG 1/60 パーフェクトストライクガンダム

先ほど紹介した「PG 1/60 ストライクガンダム」の発売から16年経過した2020年に発売されたのが「ストライクガンダム」に専用の強化パックが全てセットになった「PG 1/60 パーフェクトストライクガンダム」になります。
ベースは2004年に発売された「ストライクガンダム」になりますが、頭部や装甲などの一部が新規造形で追加されているだけでなく、2004年版には無かったメッキパーツが新規に追加されるなどベースの「ストライクガンダム」もしっかりとアップデートがされています。

アップデートされた「ストライクガンダム」に、アニメで登場する全ての拡張パックの装備が統合された「マルチプルアサルトストライカー」を装備したまさに完全武装仕様のストライクガンダムを再現することが出来ます。
もちろん各拡張パックを装備した状態もそれぞれ再現することができるので、お得と感とコストパフォーマンスはかなり高めなキットですね。

PG ダブルオーガンダムセブンソードG
PG 1/60 ダブルオーガンダムセブンソード/G

「PG 1/60 ダブルオーガンダムセブンソード/G」は「機動戦士ガンダムOO」の外伝作品である「機動戦士ガンダム00V戦記」に登場する機体で、「機動戦士ガンダム00V戦記」は模型誌のホビージャパンで連載されていた企画記事で、模型の作例とストーリーをミックスさせたフォトストーリー形式の記事になります。

機体名だけ見ると分かりにくいですが、「ダブルオーガンダム」は「機動戦士ガンダムOO」のセカンドシーズンに登場する機体です。「セブンソード」はファーストシーズンに登場した「ガンダムエクシア」に装備されていた7本の格闘武器の事で、それを装備しているから「ダブルオーガンダムセブンソード」になります。最後の「G」はGUN(銃)の事で、7本の格闘武器の1つ「「GNソードII」にブラスターの機能を搭載させたので「G」が付いていると言うわけです。

今回の「PG 1/60 ダブルオーガンダムセブンソード/G」は設定的には「ダブルオーガンダム」の中でも後期のバリエーションになるため、見た目的にも武装モリモリなので価格の割には武器満載でボリューム感もあってコスパには優れているキットと言えます。

ちなみに、付属している大型武器の「GNバスターソードII」にはLEDによる発光ギミックも搭載されているので見た目的にもかなり満足して頂けます。

PG RX-78ガンダムGP01FB
PG RX-78ガンダムGP01/FB

「PG RX-78ガンダムGP01/FB」は、OVA作品の「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場する機体を立体化したキットで、作中に登場する「RX-78GP01 ガンダム試作1号機」と、宇宙での戦闘に対応した「RX-78GP01-Fb ガンダム試作1号機フルバーニアン」を再現できる様になっています。

注目すべき部分は「PG RX-78ガンダムGP01/FB」には専用の大型ハンガーが付属していて、パッケージの様にドッグでメンテナンスをしている状況を再現できるようになっているんです。
ハンガーにはパーツも取り付けることができるようになっているため、まさに「RX-78GP01」の装備を換装している様子を再現可能です。完成後はそのまま飾って楽しむことが出来ますし、なによりキットの内容と価格を考えるとコストパフォーマンス最強と言っても過言では無いPGのキットと言えます。

ばえ度最高!飾って撮影して楽しめるおすすめキット3選

最後は完成後の楽しみとして写真映えするキットを紹介していきます。
完成後に部屋のインテリアとして飾って楽しむのはもちろん、それを撮影してSNSなどで公開するのは組立てた人の特権ですので是非頑張って作った力作をかっこよく撮影して公開しちゃってください。

PG ガンダムエクシア (LIGHTING MODEL)
PG 1/60 ガンダムエクシア (LIGHTING MODEL)

「ガンダムエクシア」はアニメ「機動戦士ガンダムOO」に登場する機体になります。「PG 1/60 ガンダムエクシア (LIGHTING MODEL)」は単に「ガンダムエクシア」をPGで立体化するだけではなく、ガンプラ40周年企画のひとつとして実施された、ガンプラに新しい革新を起こす「GUNPLA EVOLUTION PROJECT」の対象キットとして「発光演出」で今までのガンプラを越えるキットとして開発された製品になります。

「PG 1/60 ガンダムエクシア」は2種類発売されていて、専用のLEDユニットが付属しているかどうかで別れますが、LEDユニットが付属している方が「PG 1/60 ガンダムエクシア (LIGHTING MODEL)」になります。
組立時に各部にLEDを組み込んでおき、完成後は専用の展示用のアクションベースに設置して配線を行いますが、アクションベース自体が高さや角度の調整が行えるので自分なりのポーズを付けて展示ができるようになっています。設置後は展示台に付いているモードスイッチを押すことで6パターンの発光パターンを楽しむことができるようになっていますので、部屋を暗くしてLEDを発光させたら写真ばえ刷ること間違いなしです。

PG ウイングガンダムゼロ(EW版)パールミラーコーティング
PG 1/60 ウイングガンダムゼロ(EW版)パールミラーコーティングVer.

2007年に発売された「PG 1/60 ウイングガンダムゼロ(EW版)パールミラーコーティングVer.」は、2000年に発売された「PG 1/60 ウイングガンダムゼロカスタム」に特殊加工を施したキットで、本体の白いパーツが全て乳白色のクリアパーツに変更され、特徴的な羽の部分も含め、表面に光の当たる角度で色が変化するパールミラーコーティングが施されています。

翼を広げた状態の「ウイングガンダムゼロカスタム」だけでも十分にばえますが、独特な光沢感のあるパールミラーコーティングVer.の方が角度に寄っては魅惑的な色味になるので特別感は凄いですね。

ちなみに、ウイングガンダムゼロは展示用のアクションベースは付属していませんが、羽の中には金属プレートが入っているので、アニメの中で印象的な全身をのけぞりながらツインバスターライフルを発射するシーンも羽をうまく利用すれば再現が可能です。

PG RX-0 ユニコーンガンダム
PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム+PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム用 LEDユニット

「PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム」は小説やOVA、TVでも放映された「機動戦士ガンダムUC」に登場する主役機を立体化したものです。

「ユニコーンガンダム」自体はアニメと同様に「ユニコーンモード」からサイコフレームが露出した「デストロイモード」に変身させる事ができ、特徴的な頭部の角部分が2つに別れてアンテナに変身するギミックもしっかりと再現されています。

「PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム」のキットには専用の展示用のアクションベースが付属しているため、そのままポーズを付けて展示することも可能ではありますが、「PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム」を更に楽しむためには、別売りの「PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム用 LEDユニット」も合わせて組み込むのがおすすめです。

 

「PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム用 LEDユニット」は文字通り専用のLEDユニットになり、このユニットを「PG ユニコーンガンダム」に組み込むことで、全身を発光させて楽しむことができます。
「LEDユニット」は頭部部分は通常の白色LEDですが、全身に配置する部分は紫外線(UV)発光するLEDになっていて、「PG ユニコーンガンダム」のキットに入っているクリアパーツ内に含まれた紫外線に反応して発光する樹脂と合わさり、アニメと同様に神秘的なサイコフレームの発光を再現することができます。

LEDユニットは「PG ユニコーンガンダム」に付属している展示台に組み込むことができるので、展示するときも邪魔にはならないようになっています。

部屋の電気を消してLEDを発光させたらばえるのは間違いなしですね!

ちょっとしたテクニックでワンランク上の完成度を目指そう!

頑張って組み上げたら、最後にちょっとしたテクニックでワンランク上の完成度を目指してみるのはいかがでしょうか。ここではガンプラを作る際によく用いられている定番のテクニックを紹介していきます。 これをやるだけでかなり見た目が変わってグッとかっこよくなりますので是非チャレンジしてみてください。

ガンプラの定番テクニック「スミ入れ」

パワードジムカーディガン

ガンプラの定番的にテクニックに「スミ入れ」と呼ばれる物があります。「スミ入れ」はガンプラの表面にある溝(モールド)部分や、凹凸のある部分に色を付けることでそれらの部分を強調して、表面のディテール(情報量)をアップさせる技になります。

ミスターホビー スミ入れペン

入手しやすくて扱いやすいものとしてはミスターホビーの「ガンダムマーカー」シリーズがオススメです。いろいろと種類がありますが、それぞれの特徴は以下のとおりです。

『ガンダムマーカー スミいれ/極細タイプ』
最初に発売されたスミ入れマーカーです。先端が細くて硬いので普通に先の細いマジックで描くように溝に沿って描き込んでいく感じです。色が「ブラック」「グレー」「ブラウン」の3色が発売されているので、スミ入れする部分の色に合わせて変えてみることも出来ます。はみ出した部分は乾燥する前に綿棒やティッシュなどで拭き取れば消すことができます。(なんなら消しゴムでも消せます)
注意点としては塗装していないガンプラの表面に使用することを前提に作られているので、塗装した物には使用ができません。

『ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン』
「極細タイプ」よりも先端が太く、描いていくのでは無く、先端に溜めたインクを溝に落として毛細管現象を利用してインクを流していくような感じで使用します。 はみ出した部分は乾燥する前に綿棒やティッシュなどで拭き取ればある程度消すことができますが、消えないようなら消しゴムや下で紹介している「ガンダムマ-カ-消しペン」を使用すると消すことができます。

『ガンダムマ-カ-消しペン』
ガンダムマーカーで塗った部分やはみ出した部分を消してくれる除去液になります。今回紹介しているスミ入れペン以外にも。ガンダムマーカー全般で使用できるので、ガンダムマーカーを使用するのであれば1本あると便利です。

『ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ』
先端が筆ペンのように柔らかくなっているので、細かな部分へのスミ入れにも使う事ができます。普通に筆でスミ入れしているような感覚で使用することができるので、「ガンダムマーカー 流し込みスミ入れペン」よりも扱いやすいと感じる人多いかと思います。 

『ガンダムマーカー スミいれペン シャープ』
物としては普段筆記具で使用しているシャープペンです。芯が0.3mmなので細い溝にも対応が可能です。
はみ出した部分を消す時にはふつうに消しゴムで消すことが出来ます。

サッと吹くだけで見た目が激変「つや消しスプレー」

つや消しトップコート

ガンプラの定番的なテクニックのもう一つが最後に行う「つや消しスプレー」でのトップコートになります。 ガンプラを作ってみるとわかりますが、表面は少しツヤツヤテカテカしていて、そのツヤ感も場所によって少し違っていたりします。
このまだらなツヤに対してつや消しスプレーを全体的に吹き付けることで、全体のツヤ感を同じ感じにしてしまおうというのが今回の技になります。

スプレーにはトップコートの効果もあるので、完成したガンプラを傷や汚れから守ってくれますよ!

つや消しトップコートスプレー

こちらも入手のしやすさを重視してミスターホビーの製品を紹介していきます。それぞれの商品の特徴は以下のとおりです。

『水性トップコート(つや消し)』
コストパフォーマンスがいいので定番アイテムとして使っているモデラーも多いトップコートスプレーです。成分が水性なので下地を侵食しにくく、塗装済みのガンプラなんかにも安心して使用することができます。ただし、粒子が少し荒いので吹きすぎると表面がザラツクので注意が必要です。

『Mr.スーパークリアースプレー(つや消し)』
『Mr.スーパークリアーUVカットスプレー(つや消し)』

成分が油性の溶剤系なので、臭いとかが駄目な人には向きませんが、乾燥後のトップコートの塗膜の強さは水性よりも強力です。塗料の粒子は「水性トップコート」よりも細かいので、乾燥後の表面がなめからかで綺麗に仕上がります。「UVカット」は乾燥後に紫外線による色褪せや変色からガンプラを守ってくれるので、少しお高いけど安心感があります。

『水性プレミアムトップコートスプレー(つや消し)』
『水性プレミアムトップコート UVカットスムースクリアー つや消し』

ミスターホビーのトップコートの中では一番新しい製品で、「粒子が細かい」「白化しにくい」「発色がいい」という超優秀なトップコートスプレーになります。「水性トップコート」に比べると少し価格は高いですが、質を求めるならこちらのほうがおすすめです。

完成したら飾って楽しもう!展示方法について

ガンプラ 棚03

完成したらそのまま棚に置いておくのもいいのですが、やはりホコリや転倒の事を考えると、扉付きのショーケースなどに入れて飾っておくのがおすすめです。

ガンプラを飾る棚について以下の記事で詳しくまとめていますので、是非合わせてご覧ください。

ガンプラ展示の定番!PG用のアクションベースは無い?

ガンプラを展示する際のお供とも言えるバンダイが発売している「アクションベース」ですが、実はPG(パーフェクトグレード)用のアクションベースは発売されていません。

PGのキットによっては専用の展示台が付属しているものもあるのですが、付属しないキットについては現状では手作りするしか方法はありません。(AMAZONなどでPG用として販売されている物もありますが強度的に不良品が多いようです)

アクションベースのように本体を宙に浮かせて固定などはできませんが、少し前に話題になった100円ショップで購入できるプラモデル用のディスプレイキットを使用することで、基地内のようなそれっぽい雰囲気の展示台を作成することは可能です。

プラモデル用 連結ディスプレイベース
山田化学株式会社 https://www.yamadakagaku.co.jp/pages/80/

山田化学株式会社さんが販売されている商品になりますが、連結式で左右に無限に拡張していけるキットなので、大きいサイズのPGでも対応した展示台を作成することが出来ます。
キットのサイズはW84×D46×H170mmになるので、PGなら縦に2~3個、横に2個ぐらい接続すればサイズ的に問題ないですね。 強いていうと、強度的に不安な面はあるので、裏側に添え木をしたり、接合部分を接着剤で固定してあげたほうが安心ができるかと思います。

プラモデル用 連結ディスプレイベース オプション
山田化学株式会社 https://www.yamadakagaku.co.jp/pages/80/

ディスプレイキット以外にもこういったオプションパーツも色々発売されているので、これらを使えばもっと雰囲気ある基地設備が作れそうです。
山田化学株式会社さんのページにも作例画像が上がってますが、横に繋げて行くことで複数のガンプラを一緒に展示する、自分だけの基地ドックなんてのも面白いかと思います。

まとめ

今回はガンプラの中で最上位のグレードにあたるPG(パーフェクトグレード)について紹介してみました。 記事内でも書きましたが、「PGは難しそう」という理由で敬遠されがちなキットではあるのですが、パーツ自体もHGに比べれば比較的大きく、パーツに関してもゲート跡が目立たない位置にあるので、意外と作りやすいキットだと自分は思っています。(制作時間を考えなければですが・・・)

HGやMGのように数日で組み立てるのではなく、1週間や2週間かけてこつこつと組立てて行けば誰でも完成はさせることが出来ますので、是非気長にガンプラ作成を楽しみながら作り上げてみてください。

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