完成した部品を組立てる前に、細かい部品の仕上げを行います。まず、シートと内装をジャーマングレーで塗装しました。
ステアリングやサイドブレーキなどを接着し、シャシーに組み込んだところです。細かい部分は筆で塗り分けました。
ボディ裏からメッシュを貼り付けろと指示がありますが、プラスチックではないし瞬間接着剤で接着できるのかわからない材質だったので、セメダインのハイグレード模型用を使いました。
この接着剤はいわゆる木工用ボンドなどと同じ水性の接着剤なので、接着する材質を痛めてしまったり、瞬間接着剤のように白く変質してしまうことがないためこのような場合とても役に立ちます。ついでにヘッドライトなどの灯火類の取り付けも行いました。
こちらは接着面積が広く、また若干接着面に隙間があったため、2液混合のエポキシ接着剤を使いました。エポキシ接着剤は強力な接着力だけでなく、乾燥すると透明になるためクリアパーツの接着に適しています。
サイドミラーも塗装を行いました。小さなパーツで、エッジの部分に塗料が乗りにくく、今回一番塗装の難しい部分でした。これもエポキシ接着剤で接着を行いました。
普段模型を作るとき、小さな縮尺の模型を作ることが多く、細かい部品を破損しないように模型をネジ止めできるようにボルトを仕込んだり、ネオジム磁石で台座やケースに固定できるように加工を行っています。
今回もそのような加工を行うため、シャシーにネオジム磁石をエポキシ接着剤で固定しました。強度を出すにはボルトを入れるのが一番良いのですが、せっかくきれいに製作したシャシーに穴を開けるのはもったいないと思ったので、磁石にて固定を行います。
最後にデカールの貼り付けを行いました。タミヤ製のデカールは頑丈でノリも強いのですが、念のためマークセッターを使い、より強力にデカールの接着を行いました。
薄いデカールやノリの弱いデカールなど、自分はデカールの貼り付けが苦手なのでマークセッターはかかせません。
これにてすべての工作が終了しました。次回は完成写真を撮りたいと思います。
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