選んだキットはGT-Rでした
前回の記事でいろいろと目移りしてしまう中、選んだキットはR34のGT-Rに決定しました。
いつも作っている1/700の艦船模型と比べると箱が大きく、なにやら大作の予感がします。
飛行機模型みたいに、モナカを貼り合わせるような感じでボディを製作するのだと思っていたのですが、ボディそのものが一体成型でバンパーやリアスポイラーを接着する作りになっているようです。
ボディやシャシー、ホイールが多色成型されているので、ボディだけ缶スプレーで塗装するだけでも良い仕上がりになりそうです。
クリアパーツのマスキングシートが付いているので、めんどくさいマスキングをする必要がなく、とても作りやすそうです。
排気管などの細長いパーツが折れてしまわないように丁寧に切り出しを行うところや、サスペンションなど足回りの複雑な機構の組立と塗り分けが難しそうなポイントです。
バリやヒケがなく、とてもきれいな白いボディです。
今回、箱絵のようなメタリック感のあるブルーに塗装する予定なので、重厚感を出すために黒いサーフェイサーで一度塗装を行います。
フロントガラスや燈火類がクリアパーツで再現されているのはもちろん、アンダーカバーなどもクリアパーツで再現されています。
これはおそらく、下回りのディテールを見えるようにするために、クリアパーツになっていると思われます。今回は説明書通り、素組みで製作を行いますので、アンダーカバーはセミグロスブラックで塗装を行います。
とりあえず、主要なパーツの切り出しを行いました。切り出しただけでこの精密なディテールは恐ろしいですね……
これだけデコボコしているので、マスキングしてエアブラシを使って塗り分けるよりも、筆で細かく塗り分けたほうがきれいに仕上がるので、下回りは筆で仕上げる方針で行きます。
バンパーを付け、パーティングラインの処理などをして持ち手を付けました。
いつもワニ口を付けた棒、両面テープを付けた割り箸などを持ち手に使うのですが、今回これだけ大きなパーツを一度に塗装しなくてはならないので、使い終わったサーフェイサーの缶に台所用スポンジを接着し、両面テープを付けたものを使いました。
スポンジを使ったことで、ボディ天井の局面にしっかりと密着することができ、作業性が高まりました。
サーフェイサーの缶が赤く染まっているのは、いつもこの缶を使って1/700の艦船模型の艦底色を塗装するからです(けっして血しぶきなどではないので、ご安心ください!)。
これで製作の方針が決まりましたので、次回から本格的な製作に入りたいと思います。
カートイワークスではプラモデルの買取を行っております。プラモデル製作を趣味としている私のようなスタッフをはじめ、実車が好きだったり鉄道がすきだったりといったマニアなスタッフがジャンルごとの買取をおこなっております。当店での自動車プラモデル買取事例もご覧いただければ幸いです。