カートイズミーティング × カートイワークス コラボ企画 第六弾 <後編>
コラボ企画第六弾!
カートイズミーティング & カートイワークスのコラボ企画第六弾の <後編> をお届けします。今回は可動ギミックのあるミニカーを沢山ご紹介しています。
執筆頂いております、カートイズミーティング ジャンク改造系担当氏による マニアックな視点からのミニカーの世界をお楽しみ下さい。
なんと結婚式場にトランスフォーム? ファンライン
ファンラインの変なギミックカーを紹介します。
マスタングはトランク下から芝刈り機が出てくるそうですが、そんな意味不明なアクションよりドアとトランクが開閉することが希少です。サパーバンはなんと結婚式場に可変します。屋根が持ち上がり、サイドパネルが開いてバージンロードが現われます。テールゲートと屋根を突き破ってパイプオルガンが現われます。生涯一回 (のはずの) 結婚式をこんな車で挙げたいとは思いません。最早変態の領域です。
現代の可動ブランド M2マシーン
コストが嵩む可動ミニカーは昔のものばかりではありません。現代は M2マシーンが大量の可動ミニカーをリリースしています。写真の 1950年代のアメリカ車たちは M2マシーンの製品です。
全車ボンネットとドアが開閉します。右下の 1953年式オールズはボンネットが透明です。透けて見えるってドキドキしますね。怪しい話題に脱線しそうですが、ぐっとこらえて次に行きましょう。
カーズにも登場の70年代マッスルカー M2
同じく M2マシーンの 1970年代のマッスルカーたちです。
強大な V8パワーを大地に叩き付けて大陸を走っていた幸せなマッスルカーの V8エンジンを拝めるのは嬉しいことです。
1950年代のピックアップ M2
M2マシーンの 1950年代のピックアップたちです。
これらもボンネットとドアが開閉します。こんな作風でダットサントラックやハイラックスをリリースして欲しいですね。
M2マシーンのリムジン
M2は長いリムジンを発売していました。青いキャディは 4枚のドアとボンネットが開閉します。赤いフォードは室内に巨大なエンジンが入っています。
比較用に 1951年式マーキュリーを置きました。八頭身美人と並んだキンタローみたいにマーキュリーが寸詰まりに見えます。
M2マシーンのパッケージ
M2マシーンはこんなパッケージに入っています。ブリスターパック形式と箱入りが有ります。私には「こんな狭苦しい所から出してくれ~」と言うミニカーたちの叫びが聞こえます。せっかくあちこち可動するミニカーをパッケージに閉じ込めておくのは悲しい事です。ムラムラとブリバリ(開封)したい症候群が湧き上がって来ますが、ここはぐっとこらえて次に進みましょう。ワーゲンを忘れてはいけません。
M2 ワーゲンの可動ミニカー
写真のビートルは M2マシーンで前後フードが開閉します。バスは前述のロンスターです。
観音開きのサイドドアとテールゲートが可動します。ワーゲンバスは異性の心のように奥が深いのですがさらっと触れるだけにしておきましょう。
シェルビー コレクティブル
写真のマスタングたちはシェルビーコレクティブルです。各車ボンネットとドアが開閉します。
シェルビーを名乗るだけに主役はコブラですが、コブラ427はブリスターパックにボンネットとドアを開けた状態で封入されています。あの小指の爪より小さなドアを開け閉めしたいものです。ブリバリ(開封)したい症候群が再び湧き上がって来ました。
シェルビーコレクティブル コブラ427
このコラボ企画が始まって以来、初の犠牲者が出ました。コブラ427はブリスターパックから出されて大地に4本のタイヤを降ろしました。
やっぱりミニカーはブリスターパックに閉じ込められているより、ルースの方が良いですね。
食えない月より食えるスッポン?
どうして私たちは可動モデルに惹かれるのでしょうか? 月とスッポンという諺が有ります。出来の良いプロポーションミニカーは、夜空の月のように美しいですが眺めるだけです。可動ミニカーは多少見映えが悪くても手にとって遊ぶことが出来ます。そうです。月は食えませんが、スッポンは食えるのです。高嶺の花で食えない美人より、食える普通の異性のほうが良いに決まっているじゃありませんか。可動ミニカーは眺めるだけでなく、手にとって遊び尽くせるところに魅力が有るのだと思います。お手元のミニカーたちに触れて、あちこち開けたり閉めたりして遊んであげてください。彼女たちもきっとそうされることを期待していると思うのです。
カートイズミーティング × カートイワークス コラボ企画
第六弾 ミニカーは可動するから面白い <後編>
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