カートイジャーナル モデラーさんの作業部屋拝見コーナーの「フジミ模型 1/24 エンスージアストモデル ランボルギーニ・カウンタック 製作指南」でも取上げられています、マルイの1/24 カウンタックをご紹介。
マルイ 1/24 ランボルギーニ カウンタック LP500 | lamborghini countach LP500
伝説のスーパーカー
カウンタックは、プロトタイプである LP500から 45年以上経っていますが、実車・ミニカー、模型でも今なお憧れの存在、伝説のスーパーカーですね。
このマルイのキットは、「フジミ カウンタック 製作指南」でも触れられているように、今までに発売されたカウンタックのキットの中でも、常に比較、例として出されることの多い良キットの一つとして有名です。
LP500としてキット化されていますが、このパッケージに書かれたブルーのカウンタックはLP400と呼ぶのが正解ではないかと思います。ルーフ後端サイドのエアインレット・ドアにあるNASAダクトなど、LP400で改良されたポイントがいくつか見られます。プラモデルのパーツもパッケージに準じていますので、このキットの出来上がりは LP400ということになるのではないでしょうか。
マルイ 1/24 カウンタック 組立説明書 表
カウンタック プラモ界の良キット
マルイ製 プラモデルの組立説明書からキットの特徴を追っていきます。
旧キットの定番モーターライズの為エンジンルームは簡易再現になっていますが、動作としてはステアリング機構がありハンドルと連動してフロントタイヤを動かすことが出来る様になっています。モーターはリア車軸より後ろに横置きマウントしています。リアエンジンですね。
実車はミッドシップの縦置きエンジンですが、同様のキットでもモータ搭載位置・駆動方式を実車同様に拘った作りのものもあり、折角なのでちょっと拘って見たいポイントです。
マルイ 1/24 カウンタック 組立説明書 裏
カウンタックの特徴でもあるリトラクタブル ライトも可動式で再現されています。動作は車体裏のレバーで開閉動作、またこの当時の定番 ムギ球を仕込んでのライト点灯も選択できます。当時はディスプレイして楽しむよりも、ライトを点けて走っている姿を楽しんでいたように思います。
実車の完全再現? ドアの開閉機構
そしてこのキット最大の特徴である、ドアの開閉機構です。
カウンタックのドアは、開いた時にドアパネルの先端がフロントフェンダーに潜り込む (刺さっている)ように開きます。対して多くのカウンタックのミニカーは、簡易的に各パネルがぶつからない様に少し離れた位置に開くのですが、これはこれで跳ね上げ式のドアを再現することがカウンタックらしいともいえます。
実車は比較的単純なヒンジで開くのですが、実車の開閉状態をミニカーで再現できているのはこのマルイのものだけと言われています。
キットの構造も複雑ではなく、ドアの回転軸をダッシュボード裏に取り付けて、そこにドアパーツが刺さっているだけの簡単な機構ですが、それぞれの位置関係が絶妙なのかもしれません。
ドアを開ける時には、「ドア先端を軽く押し込みながら、後方を持ち上げる」の指示があります。ドアを跳ね上げるだけで実現出来る、実車同様の完全な機構は難しいのでしょうか。
カウンタックはガルウイング?
シンセイ ジェットマシーンmini
左:カウンタック
右:メルセデス C111
ところで、このドアの開き方をなんと呼んでいますか。
ドアが上に開くスタイルを全般的にガルウイングと呼んでいる場合もありますが、右のメルセデス C111 の開き方が「ガルウイング」、カウンタックのように斜め前に跳ね上げるドアを「シザースドア」と呼んでいます。※ シザースドアの呼称は、一例です。
スロットカー走行までカバー
シャーシとボディを組合せいよいよ完成という所で、スロットカーとして走らせる場合のガイドピン差換えの説明があります。パッケージには特別スロットカーとしての説明がないのですが、ピンがパーツで用意されていたり、元々モーターライズですのでガイドさえあればスロットカーのコースも走れますね。そして残るはラジコン化ですね。
魅力的なマルイのオススメキット達
カウンタック含め、絶版のキットも多いですので、また一段、積プラに加えるもよしですが、入手する機会がありましたら、是非製作してみては如何でしょうか。往年のキットの良さもたくさん見えてくると思います。
こんな感じですね。
よろしければ模型サイト「模型の花道」管理人おまみさん寄稿記事:フジミ模型 1/24 エンスージアストモデル ランボルギーニ・カウンタック 製作指南もぜひご覧ください。
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