こんにちは、カートイワークスのブー太郎店長です。
いつも仲良くさせて頂いているモデラー様 『さびー さん』に 模型記事をお寄せ頂きました。有り難う御座います。
男の子は だいすき! のりものシリーズ
はじめまして。さびーです。 モデラーなのですが先入れ先だしが出来ない積みモデラーな今日この頃。
寿命が尽きるまでにストックが組み上がるか?と聞かれて、ただただ首を横に振るだけとなっている人も多いのでは?(白目)
その一人である私が、ツボにはまったキットをストックからひっぱり出してきて(大掃除ともいう)紹介するシリーズ第1弾は
この日航商事 1/300 日航ジャンボ747です。
まず、このキット。買えません(笑)
ええ。(よく似たキットはたまにタカラトミーまたは童友社から再販されますが…)
1980年代、私がはなたれ小僧の頃、空の上では国内線にボーイング747-SR46が使用されとりました。
その国内線の乗客のうち、子供さんに配布される機内サービス品(ノベリティグッズ)として企画されました。
箱サイズ
縦 250㎜ 横 130㎜ 厚み 25㎜と、今から見ても結構な大きさ。
(比較で横にはF-TOYS ウィングコレクションのDHC8-Q400。現在機内で配られているサービス品のフォーマットがこの形態です)
プラモデル少年にはたまらない石鹸箱パッケージ
・裏面の組立要領書(紙で準備されていないキットも当時多かった)
・シール式の
JAL旧鶴丸のカラーリング。
・部品点数は
40点と多く、子供だましではない、組み上がると747!という日航の子どもに対する本気度が伺い知れるものとなっています。
ヒコーキ好きの当時のオトーサン・オカーサンもこそっと貰いたいなあと思った方が多いはず…。
当然ながら、タイムアタックしながら組立できるほど簡単ではなく(当時はそういう子どもだましも多かった)
当時の機内で組立てるのがやっと、という内容なのでスナップキットとしてはボリュームもあり、こどもに対するリスペクトと、
機内ではおとなしくしてほしいという大人の思惑が十分マッチしたもの、となっています。
(しかし、ランナーから部品を外すとき、どうしていたんでしょうか… 手でもぐ?)
モデルになっている機体
ボーイング747-SR46は、同じ747シリーズのうちでも短距離型で、離発着の多い日本向けの機材と言っても
過言ではなく、ランディングギア・ブレーキ・構造体の強化バージョンでもあり、シールの機番JA8126はCN21033/254。
1975年4月に就航し15年間、日本の国内幹線を文字通り縦横無尽に活躍したのちに貨物型に改修され(-BCF)N478EV→N689UP(UPSです)→N478EV
と機体番号の変遷ののち、2006年まで30年を超える寿命を全うしました。
コネタですが、エンジンはJT9D-7Aなので、厳密に言えばJALの747-SR46しか組めないキットになっています(笑)
実家の押入れ探索
子どもの頃もっとプラモデルが身近だったころを思い出してみたり、また子どもの頃にこういうキット貰った記憶のある方は
押入れの奥を探ってみたりして、年末の大掃除を口実にしてみたらいかがでしょうか?
ひょっとして、自分の中からも・・・お宝が再発見できるかも・・・?
出典:機番・spec… http://www.airfleets.net/ficheapp/plane-b747-21033.htm
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