こんにちは、カートイワークスのブー太郎です。以前にカートイワークスで模型の出張買取りさせて頂きましたお客様J様にインタビューお願い致しました。J様はガンプラやスーパーロボット大戦系の完成品模型をメインにコレクションされていました。
私も模型製作やミニカーコレクションをしているのですが、買取りと販売だけではお店としても面白味が無いかと思いますので、お客様とコミュニケーション取らせて頂ければ幸いです。気になるコレクションのきっかけや拘り部分にもスポット当てさせて頂きます。
★話者の表記:B /男性/ブー太郎(カートイワークス店長)/インタビュアー
★話者の表記:J /男性/お客様/インタビュイー
B:自己紹介からお願いします。
J:Jと申します。出身地は神戸市。年代は20代です。現在の趣味はTVゲームや模型の鑑賞をしています。
B:小さい頃はどんな少年でしたか?
J:小さい頃は色んなことに拘る、根は優しいけど、いじめられていた少年時代を過ごしていました。 まぁ理屈っぽいとか話が長いとかそういう所もあったので、ちょっと同年代からは嫌われる感じだったと思います。 でも物事を客観視して見るという力は当時から凄く強かった様で、そういう中で音楽を聴くこととかプラモデルを組み立てることに こだわり は見つけていました。
B:こだわりは大切ですよね。
B:小学校の時の好きな科目や好きな本は何でしたか?
J:世界史以外の社会科の科目が好きでしたね。 丸暗記だったから楽だったのですよね~。あと歴史というのを始めて知って、自分が生きている十年足らずから何百年と昔の事を知ることによって今の自分がどうあるかというのも勉強になった。
あとは戦国時代のわたわたしていたから面白いエピソードも沢山あって、今でもサラリーマンとかに通ずる堺屋太一さんなどが語られている様な、自分がよく読んだのは小和田哲男さんですけれども。 そういう方の本を読んで感銘を受けて、こういう所が好き、こういう所は嫌いと言うのは凄く影響されたと思います。
B:それは何歳くらいに読み始めたのですか?
J:そうですね。小学生の頃ですかね。 トイレでよく読んでいましたね。(笑)
B:早いですね。 私ですと図書館にある漫画の歴史を読むくらいでしたね。文字が大きなタイプの。
J:あれも読んでいましたね。歴史漫画も読んだ上で尚且つさらに細かい事を知る為にサラリーマンが読むような活字の文庫本なども読んでいました。
B:もう既にその頃、興味がいろいろなところに渡っていたのですね。
J:いろいろありましたね。でも国語、算数、理科だけで入試を受けたので得意な社会は入試科目に入って無かったから効果が全然出なくて(笑)学生時代には役に立たなかったですね。新しいことを覚えるのは実は結構苦手なので、昔から初体験というのに弱いのですよ。
初めてマイナスという概念が出てくるとか、初めて英語をやるとかそういうところでステップをつまずいてきました。新しい概念を飲みこむのに時間がかかるタイプでしたね。
でも、ルーティン化してものすごく素早く処理するというタイプでそれは大人になった今でも変わりません。まあ親が読め、読め、言うからそこのドリトル先生シリーズを読むところから始めたというところがあったので。
B:影響された方はいらっしゃいますか?
J:母です。勧めてきたのは母ばっかりで。歴史は父ですけど。両親の影響は大きいと思います。
今でも読書に関しても母はしてますね。してないと思ってましたけど(笑)読んでるのが最近ライノベ系に近くて虐殺器官とか、ああいう ちょっと今後もう少ししたらアニメになるような??そういうちょっと、まあちょっとハードといいますか、そういう本を読んだりとか、漫画だと、聖おにいさん とかちょっと知識がいるようなものを読んでます。
B:今に至るということなんですけど、コレクション歴、もう私、ちょっと前から年表、歴史が好きということで、コレクション歴も年表など表示出来れば面白いかなと思ってたんですが、可能な範囲で。まあいろいろ音楽だったり模型だったりいろいろ本なども情報を得られてると思うので、あとゲームもですね。
J:多岐にわたっていろんなところに興味を持って中途半端に食らいついてはまた戻って来て、みたいなことを繰り返しています。なんとなくとかセンスが合うとか、ただ単に目がついて興味がいったからその場で食らいついてみるという感じですね。
気になって食らいついてみた結果が長続きするものであれば今でも続いていますし、納得いかないジャンルだったり、続いていないの途中ではやめてしまっている感じですね。今でもそんなに変わらないんですよね。お金のかけ方が違うだけで。
本当に成長してないなと思うぐらい。だから良い意味でも悪い意味でも変わって無くて。家なんかずっと一緒ですから。20何年間ずっとここですよ。もう本当に昔から何が変わったかと言われたら、お金ぐらいかもしれません(笑)
B:趣味の元になる、最初に興味を持ったのは何でしたか?
J:Gガンダムですかね。時期は震災のちょっと前くらい。
B:私も学生の時でしたからニュースで見て最初嘘かなと思ったら本当だったんですよね。被害に遭われた方もいらっしゃって。すみません。つらい経験もあると思うんですけど。
震災のちょっと前というと いつくらいですか?
J:小学校2年生ぐらい。大丈夫ですよ。ここはあんまり被害がない区域だったので。亡くなった方もお一人だけでした。
B:色々思い出させてしまいまして、すみません。その状況でも結構趣味というのは、苦しい時でも生きがいになったりする事もあると思うのですが、Gガンダムは最初はどういう形で知ったんですか?
J:たまたまテレビつけて、見たアニメがVガンダムの最終回。で、そのあと後番組でGガンダムとなっていて。夕方4時半だったと思います。朝日放送だったと。なんだったんだろうなと思って。気になって、それがきっかけでずっと見続けましたね。
自分が入り込めた理由としましては、ストーリーとかもそれなりにしっかりしてたからでしょうかね。あと音楽とかワンパターン!アニメ用の演出もワンパターンやけどそのワンパターンがなんとも心地良かった。ってぐらいですかね~。
B:知った順番としては、Gガンダムからで1年戦争のガンダムは知らなかったという事ですよね?
J:全く知らなかったですね。
B:逆にそれは良かったかもしれないですね(笑)
J:その後からですね。ガンダム、その他を見出したのは。
B:アニメ(Gガンダム)から始まってその頃に何か関連品を購入しましたか?
J:プラモデルですね、やはり。やっぱそういうキャラクターグッズっていうの当時はそんなになかったと思います。まあGガンダムのプラモデルを買って、そこからサントラを買ってもらって、という流れで、それが色々アニメとかガンダムとか好きになったきっかけだったと思います。
B:それをお小遣い貯めてとか、お年玉とかですか?
J:プレゼントでしたね。最初は、祖父がUFOキャッチャーで取って来たとかそういうのもありましたけど。祖父はUFOキャッチャー凄く上手いので(笑)ちょっと今は年だからちょっと難しいですけどね。
飲み会とかあるじゃないですか。祖父はちょっとアルコールNGだったから、その間食べ続けるわけにはいかないし、でも解散させるわけにはいかないという立場だったので、その間に一人で時間つぶしてきたのがUFOキャッチャーだったという(笑)それで上達して上手くなっちゃって、それでガンプラ一杯取って来てくれて(笑)
B:へぇー。羨ましいです。イイおじいちゃんですね! あっ! ガンプラなんですね!!
J:そうなんです。取って来たのが。ガンプラなんですよ~!一番最初に取って来たのがガンダムでした(笑)『こんなん取って来た!』って言うて、自分が作って喜んだからまた一杯取って来たみたいな。
B:お孫さん喜ぶ。いいですね。そういうきっかけもあったんですね。
J:そうですね。そういうタイミングも丁度そのGガンダム見だしたところもあり、丁度ですね。
B:好きな音楽は?
J:最近聞く音楽は昔と変りなく、
・ロボット物のアニメ・ゲームのサントラ
・ドラゴンボールのサントラ
・洋ゲーとタイアップしたロック系
これがが聞く頻度トップ3ですね。主題歌ではなくサントラ系が多いです。
お気に入り曲は15曲ぐらいに絞って言うと
我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く(田中公平)
クロスボーン・ガンダム(第2次スーパーロボット大戦α版)
夢轍~ユメワダチ~(Taja)
Can't Stop(遠藤正明)
REASON(小坂由美子)
GUN×SWORD(中川幸太郎)
炎の覚醒(植松大地)
極めて近く、限りなく遠い世界に(湯村昇)
迷宮のプリズナー(JAM Project)
Battle of Omega(影山ヒロノブ)
ひとりじゃない(DEEN)
波乗りジョニー(桑田佳祐)
Carry On(Avenged Sevenfold)
夢であるように(DEEN)
Driver's High(L'Arc~en~Ciel)
これらは無理やりテンションあげるときによく聞きます。知っておられる曲はありましたか?…これ以上はやめておきます。きりがないですので(笑)
B:Jさんから教えて頂いて、私が個人的に気に入ったのは、夢轍~ユメワダチ~(Taja)でした。切ないメロディですがとても良い曲かと思います。
B:インタビューの前にメールでお聞きしたそのサントラを知らなかったという件も、いろいろ未知な事もありますよね。
J:そうですね。その時CDを買ってもらったんですけどそれがサウンドトラックというものであることを知らなかったんですよ。1枚だけ持っていたのでBGMとか流れているけどサウンドトラックというのは設定資料集かなんかかなと思っていて、CDというものをよくわかってなかったのですよ。本当に不思議なもんですよね~。勿体無い(笑)
当時はパソコンも持ってなかったので、なんなのだろうと思って、まあ宝の持ち腐れにしていた。わからなかったですよね。
知識が変に偏ってるもんだから(笑)CDプレーヤーというものがあるというのを親に教えてもらって、それで音が聴けるんやということでハマリ出して今度はサントラを集めようとしだしたけど、お金が無いと(笑)じゃあどうしようか。自分、音楽聴きたいのになって。
だったらテレビから録音する。あるいは色んな方法使ってゲームのサントラが欲しければゲームのサウンドテストから全部1つ1つ録音するみたいなことをずっとやってました。
B:当時はどういう方法で録音してたんですか? それに使用する機材とかその辺も気になりますね。
J:waveサウンド(ウェブサウンド)で録音してました。中学になって父が会社で使わなくなったお古のパソコンを持って来てくれたので、そこからケーブルを繋いでパソコンに流して録音するという形を取っていました。その時にパソコンの操作も覚えたりしました。ウィンドウズ98ですけどね。それでワード、エクセルとかも大分覚えましたね。
作った録音データも全部自分でバーッと作ってたので。ワードはあんまり使わなかったんですけどエクセルはかなり使ってました。それさわってるのが楽しかったですね~。自分の音を作るというのが凄い好きだったんですね。プラモデルもその走りにあったんですけど、やっぱりプラモ作ったりパソコンデータを作ったりというのを繰り返しやって。A4、1枚の紙にどれだけそういう曲目一覧が作れるかとか。そういうのにこだわってやってました。
B:目的もあって。すごいですね。ちなみにそういう音源って残ってたりします?
J:音源はほとんど残ってないですけどちょっとだけは残してます。ウェブサウンドのもの、メディアプレーヤーファイルに変換してます。ちょっとだけしか残してないですね。
B:そうなのですね。もちろん、開示はしませんので、また個人的に聴かせてください。どういった感じの音源なのか気になりますね。
J:いやまあ、ほとんどゲームの音楽が流れてるだけなので(汗。
音質もよくなくてぱちぱちぱちというノイズが走る。それ以外は普通の音源と、普通のサントラと変わらないです。ネットとかにアップロードされてるような。
もうプロとかがyoutubeとかにアップロードさせてたものとかがもうすでに出回ってたり、サントラとして販売されてるものを購入してそれに置き換えたりとかしてるので、ほとんど現物は残ってないです。
但し、残してるものがあるんです。サウンドトラックで販売されてない音源。
B:なるほど。そういった音源もイイですね!もちろん公開はしませんので、大丈夫ですよ。あとで個人的にこっそり聞かせて頂きたいです。
J:例えばGジェネFのクロスボーンガンダムのBGMって、自分のパソコンの中にしか入ってないですね。直接録音したものですけどね。解析じゃなくて。
解析の仕方なんか当時はわからなかったので、アナログに録音して、サウンドトラック用にボリュームとか調整してとかいうのを自分なりに細かく こだわって 作っていました。
だから1万5000曲くらいありますね。
B:最近はそういう音源作っていますか?
J:最近はもう全くやっていないです。やはり買う方が早い(笑)手間と時間を考えれば、自分で作る方が安上がりになるけど時間がどうしてもかかるので。
それで、アマゾンMP3とかそういうので販売するところも業者さんも出てくる。だったらもう業者さんからちゃんと買って、ライセンスとかも違法じゃないものを使ってということで。きちんと使わせてもらってます。
B:なるほど。ライセンスは大事ですよね。
J:版権意識というのは当時無かったから、商用に使ってたわけじゃないからそういう意識はいらないとは思うんですけれど、個人で楽しむ範囲であってもそういうのはちょっとという事で自分で買うようにしてます、今は。
やっぱサウンドトラックってCDにしても1枚、1枚になると80分あるじゃないですか。4枚組とかになったらすごい数になるじゃないですか。それを全部用意するとなったらものすごい量になるんですよ。
作ったCDとかちょっと残してるんですけど、もう本当に。量も膨大すぎるので99%もう処分しちゃってます。その中のどこかにあると思うんですけどね。ちょっと探すのが大変です。多分そこのタイトルが入ってない白いヤツだと思うんですけど。
データは重たいんでウェブサウンドのままだったらもうやってられないからメディアプレーヤーに変換してます。今はMP3という、いい、もっと圧縮されていい音が出るのがありますので。
さらにそれの上のハイレゾとかが流行りだそうと動いてるみたいですけど。
今でもコスト的にもちょうどいいんでしょうね、MP3は。(棚にギッシリ入っているCD-ROMを見ながら)音源に関しては・・・ だいぶ乱雑に並んでいるんですけどね、この辺のCDも(笑)。棚の中にも実はあるんですけどね(笑)
B:え!? そんなにあるんですか??(笑)
J:あると思います。ちょっと開けてみてここにも自作のとか。ちょっとここしか今開けれないんですよ。(棚の引き出し前に荷物が置いてある。)
B:音系のこだわりもあるのですね!色んなきっかけで、お父さまがパソコンを持って来たのと、あとご自身がはまりやすい性格。
B:あと時間とお金の関係も絡んでくるかと思うのですが、切り替わった時期はどのあたりですか?
J:学生終わった時分、ちょっとまあ浪人してその頃にちょっとというのと、ちょっと他にも色々あったんですけど。親にも迷惑かけましたし。合格圏のそれなりの私立に入りたかったのでそれで浪人したんですけども、結果的にはうまくいかなかったんですけどね。
あと、私がまあ体調、病気と闘病しながら浪人して大学行ってということをしたのがその頃だったので、闘病しているときのリラックスの時間が音楽だったりとかプラモデルだったりとかいろいろしてたので。
B:先程、教えて頂いたテンションのあがる音楽とかも。
J:そうですね。その辺のリストも。気分転換とかリラックスするのにそういうのを使ってました。
B:大切だと思います。
J:その経験があったから今があるわけです。
B:そうですか。大変な時期にそういったご家族の支えもあって 素晴らしいですね。
J:多分父のお陰でこういうのは持って来れたんだと思います。
B:そうですね。いろいろ大変だったのですね。
B:模型製作(自作)から完成品(製作依頼品)への移行の時期について
その辺りから 時間をお金で買うじゃないですけど、考え方も変わって来ているのでしょうか。
あと、以前、お伺いしたとき、最初はプラモデルや模型もご自身で作られていて、途中で限界を知った、という事なのですが、その時に何かと比べてそういう結論が出たんでしょうか?
例えばそれなりに触れないとやっぱりわからないじゃないですか? 自分の限界があって、例えばプロのものを1回誰かに見せてもらったとかですか?
J:冗談半分でヤフーオークションで300円で落札させてもらったプラモデルがあったんですね。まあその中もお売りさせて頂いたお品の中にもあるんですけど、300円という値段のものが凄い出来が良かったんです。
B:へー。そうなんですか!
J:うん。こんな物が出来るのかと。実際に品を受け取り、もう自分で作らないものはだめだと思ってた事もあって、見比べたというのもあったんですね。気力もちょっと湧かなくなった時期もありました。
そういう経緯で既製品とかフィギュアとかを買ってみるようになったんです。
B:その後、その方と繋がりは無いのですか?
J:残念ながら無いです。その製作者様とは1回切りでした。
B:良いきっかけといったらあれなんでしょうけど。
J:趣味が切り替わるターニングポイントでしょうか。それを きっかけに自作から完成品へ変わっていきましたね。
B:さらに自分の理想や良質を求めて最初は300円ということでやっぱり次に、徐々に金額が上がっていったのですか?
J:はい。エスカレートしていったということですね(笑)
B:因みにそのきっかけになった商品って覚えてますか?
J:Gガンダムだったと思うんですけどね。
B:Gガンダム、やはりそうなんですね。Gガンダムで!私も好きですよ!!
J:あと、ザクだった。
B:ザク。あ、今もコレクションの一部にもある、ガンダムよりも沢山あるザクですね!(笑)
でも、ザクやジオン軍のMS(モビルスーツ)って人気ありますよね。
J:どのザクだったか覚えてないですけどね。マスターグレード(MG)だったと思いますね。
B:へぇ~ そうなんですねぇ~。 え!? そのザクもかなりカスタムしてあったのですか?
J:炭入れに全部 継ぎ目消しに全塗装にトップコートにHアイズ化とか色々してあった模型ですね。もう残してないですけど(笑)
B:もう無いんですね(笑)Gガンダム、ザク、ガンダムと・・・。凄いですね。でもこうやって見るとそこからやっぱGガンダムからガンダム1年戦争と続いていますね。
B:いくつかの きっかけ あるんですよね?話戻りまして、模型のこういう完成品のきっかけなんですけど、気持ちが切り替わって最初ヤフオクで買った時の完成品もきっかけになったという。
J:そうですね。それも、きっかけの1つでしょうね。病気もその1つだったでしょうし。
B:最初模型を作るというのは、そのGガンダムから始まって、お爺ちゃんが持って帰って来て、次は・・・。
J:ガンキャノン。
B:ガンキャノンやその他のガンプラを取って来てくれて、そこから作って見て それで喜んだからどんどんおじいちゃんも取って来てくれて。
J:それから、自分も買うようになって。
B:で、おじい様もどんどんUFOキャッチャー上手になっちゃって(笑)
J:まぁ、UFOキャッチャーその時からすでにうまい状態でしたけどね(笑)
B:わからないですけど、それでなんかいろいろありましたものね。こういう引っかけるタイプだとか直接取るキャッチャーとかは、難しそうですけどね。
J:まあ某所で結構取れるポイントがあるらしいんで(笑)
B:凄いですね。最近、おじい様はUFOキャッチャーは やられていないのですか?
J:年ですからね~。もう80後半ですから、もうそんなんできないです。だからそれをそういうことを20代の頃からそれこそ定年までやってたわけなんで。
B:年季が違いますね(笑)
J:年季が違いますよー。UFOキャッチャーやってた年季が(笑)しかもそういう都心で某上場企業の管理職をやってたから、そこで長年やってて、そうなると顔なじみになってゲーセンとかもちょっと取らせるようにうまい具合に工夫、接待的なところもあったんでしょうね。それで一杯取れたんだと思います。上達したのも。
B:続いて、スパロボ(スーパーロボット大戦/SRW)はどの辺から入って行きましたか?
J:ちょうどその頃テレビゲームをするようになってプレステ2とか。
B:時期は頃ちょうど同じぐらいですか?
J:ちょっと前ぐらいですかね。入試シーズンとかにテレビゲームや携帯をちょっと覚えてしまって(笑)まあ浪人するのも当然かと(苦笑)
B:そうですか、あれなんですかね(笑)自分達もそうなんですけど入試の前とか夏休みの宿題の時とか、面白いゲーム出るんですよね。夏休みなどに合わせて企業もやってると思うんですけど勉強にならないですよね(笑)。社会人なら仕事にならなかったりするんですよね(笑)
J:そうなんです(笑)まあ勉強はしてましたけどそれでもやっぱり(笑)
B:追い付かないですよね。
J:気分転換の時間がやっぱりほしくて1日30分と言われた時間で。
B:厳しいですね。
J:30分でしたね、最初は。
B:あ、厳しいですね。
J:そのうち1時間になってましたけどね(笑)
B:1時間。それって、そうですね。家庭によって2時間とか。自分もゲームやり過ぎて、我が家でもゲーム隠されてましたね(笑)
J:ああ。電源コードとかなくなってたりとか(笑)
B:ウチは まるごと隠されてたり(笑)。私の時は丁度スーパーマリオ流行っていた時でしたね。懐かしいですね~。
J:マリオとかファミコンはやってましたけどね。
そんなめちゃくちゃハマり出したのは、本当にファミコンだったのとあと阪神大震災が実はきっかけになってるんですよ。
B:え? 阪神大震災? そうなんですか?
J:その当時やっぱり地震の状況で周りの情報が入ってこなくて子供はちょっと外に出るのはダメだという状況だったんです。
それで、その間自分は何もすることがない。もう本棚は倒れてる、家はぐちゃぐちゃ、テレビだけは無事やから、それだったらゲームずっとやっとき、と言われて。
B:なるほど。そういった環境だったのですね。
J:今の視力になったのは実はその時のゲームという。
B:あ、ゲームって良くないんですか。やっぱり。
J:やりすぎは良くない。気分転換程度だったら良いんでしょうけど。
B:Jさんも集中タイプですよね。とことんやっちゃいそうですね(笑)
J:とことんやってました。ものすごい単色プレイとかいろいろやってました。30分でどれだけ回せるかとか。
B:ああ、なるほど。いわゆる、縛りですね。
J:なんで相当やりこんでました。もう昔みたいにそんな細かくやれない。
B:なるほど。そういう関係もあるんですね。そういえば、昔は漫画家が多い理由とか、最近やらないですけど雪国は外で遊べないから冬の内に自分で漫画を書いてる為、漫画家が多いとかそういうの聞いたことありますよね。
J:でもオーダーさせてもらった方の中でそういう雪国で冬場に作ってということ。冬場はオーダー、春夏秋というシーズン中は農業ということをやってるという方がおられます。
B:そうなんですね(笑)環境もやっぱり大事なのですね。
J:そうですね。いろいろ違いますね。そういう方もそうですけど冬場の仕事がないときはスパロボとかプラモとかやってるからその方と共通で話題が盛り上がったりとかしていました。
B:そうなんですね。スパロボ。
B:今はスパロボでも各シリーズが あると思うんですけど、どの辺が好きですか?
J:うーん、まあ物語見て、フィットした感じのやつ、物語が自分の中に自分の感性にフィットしたものばかりが残ってる感じですかね。例えばスパロボOGシリーズだったらまあそのストーリーはぐちゃぐちゃでもなんか演出とか音楽とかが気に入ってるとか、シナリオがちゃんと一貫してるとか。ゲーム的にも面白かったとかそういうのが色々あったんですかね。
B:そういうところも重要視されてるんですね。
J:見てますね。ちゃんとDVDとかかったりしてるやつは本当にアニメも商品も気に入ってる。まあちょっとだいぶ先になりますけど2005年のガンソードとかは結構ハマりました(笑)
あと、鬼太鼓座(おんでこざ)の太鼓は昔聞きに行ってた事があったらしいんで。
父の仕事の関係だったので奈良で公演があったときにそのバックに自分いたそうなんで。連れて行かれただけなんですけどね。あの頃は音楽とか全然興味がなかったからもったいないことしたなと思いますね。和太鼓とか。
B:なるほど。もしかしたら和太鼓好きになって、和太鼓集めていたかもしれませんね?(笑)
J:なったかもしれないですね(笑) その当時は興味なかったんですけどね。だからアニメとか そこのDVDとかガンソードとか、残してるんで。密かにブルーレイ化待ってます(笑)
あと、いろいろ関連してコミックとかも読むようになったりとか。ちょっと苦しんでた時期なんかはそういうの一杯読んでいましたので。読書以外にも漫画とか。その時にはコミックだけ残してる感じですかね。
それで、今でも買い続けてますから。話の続きも気になるので完結してほしいですよね。物語を見るというのはそのメッセージ性とか、そういう完結させてこその印象というのが大事だと思っています。だから、なるべく最初から最後まで完結している物しか残さない。途中で打ち切りになったらその場ですぐ売ってしまいますからね。
何を伝えたいのかとか、まあそれに絡んだ商売要素とか一杯あるんですけどやっぱりそのメッセージ性というのを自分はちょっと大事にしたい。何が言いたいかという。それはまあ何かもの売るんやからお金絡むからその辺歪むかもしれへんっていうのは良く分かってるんですけども、それでも自分にフィットするメッセージ性というのがやっぱり欲しいですね。
B:なるほど。自分が納得出来るものですよね。
J:そうですね。だからある意味そういうのが多かった手塚治虫とか。
B:ああ、大御所。すごいですよね。
J:メッセージ性があってたとは言いがたいんですけどね、厳密に言えば。
永井豪さん とか 石川賢さん とかそういう方々の作品もですよね。
B:深いですよね。いろんな見方ができて、もしかしたらこういうメッセージもあるのではないかと取れますよね。
J:深読みもできれば、バカバカしくて何も考えてないだけ?ってなんか極端な方が好きかもしれないですけどね。何も考えてなかったんやみたいなところとか(笑)
B:実は。たまたまということもあるかもしれないですね(笑)でもそれが、そう思わせてしまう、凄いですよね、そういう方々はやっぱり凄いですよね。
J:うん。ゲッターロボの石川賢さんなんかどう考えても・・・。もう何も考えてない可能性が高いですよ。結局、話を広げまくって風呂敷畳みたかったんやろうけど、いろんな事情で畳めなかった。そのまんま亡くなられたという。
B:これも 気になられて色々な方面調べられたんですか?
J:気になって、そうですね。調べたことになるんですかね?いつのまにか情報を入れてるということは。結構そういう関係のものばっかりですけど。ゲッターなんか最初ハマるなんて思ってもなかったですけどね。ゲームやってて使いやすいぐらいかなと思ってたんですけど(笑)
B:ゲッターロボにハマり始めたのは どの辺りからですか?
J:本当にハマリはじめたのは新ゲッターロボから。ニュー(新)の方。それで、原作、漫画を読んでみたいな。そこから他の派生シリーズを読んでみたいな。新ゲッターというのは普通のゲッターとは違い、ちょっとバイオレンスですからね。バイオレンスと、グロテスク。
信田かずおさんでしたっけ? 音楽とかも結構自分の中では結構フィットする感じでバカバカしいなと思って見てたんだけど。こっちは真(チェンジ)ゲッター、真ゲッターですね。Gガンダムなんか監督さんが最初の3話ぐらい絡んでいるらしいですけど。他にもあるんですけど、買ってないですね。一度見て気に入ったものしか買わないです。
B:まあそこも分岐点かもしれないですね。そこで合わなければ。
J:他にも全然方向性が違う 機動戦士ガンダム MS IGLOO (きどうせんしガンダム エムエスイグルー)みたいなのも好きですからね。年末に練って練って失敗したプロジェクトXみたいな感じゃないですか。
それで、ミリタリー色も強い。演出やけど、片方を極論に書いてという。連邦、あと、ジオンを正義みたいな感じに書くけど。まあちょっとその辺はあるけど、でもやっぱり綿密に作ってるというそのリアルな設定。一方通行の視点といいますか、そういうのも好きなので。
B:ああ、なるほど。どう表現したら面白くなるだろうというのもあるでしょうね。あとリアリティーを、今の現代の身近な情報などに近づけてというのもあるんでしょうね。
J:それはあるんでしょうね。あとはそういう方向、真逆の方向、スーパーロボットからリアル系みたいな、全然そんなの気にせずに見てる。全然もう方向性が逆。もうどっちかといえばファンタジーみたいな感じですからね。こっちはリアリティーで、現実的といえばちょっと変なんですけどね。そんなんでも好きという。まあ自分の中のこだわりの1つでしょうね、これが。
B:趣味の模型で、小さい頃憧れた商品とか、欲しかった商品、やりたかった事など何かありますか?
J:もう300円のプラモデルをとにかく沢山欲しいという感じで、300円から500円の144分の1に近いSDガンダムのプラモデル。300円から500円でしたよね、当時の価格帯は。それぐらいのをとにかく沢山組み立てたい、そんな感じだったので。同じ物でも何個でも作りたい。数をこなしたいという欲求が強かったですね。
B:色んな物に触れたいという欲求もあったんでしょうかね。職人(笑) 流れ作業。
J:でも手先、実は器用な方じゃないので、不器用なので、結構今なんかもちょっとたまに震えとか来るんですけど。
B:え? そうなんですか??
J:あんまり良い方ではないですね。
B:そういえば当時と比べて、最近置いて無いんですよね。例えば模型、おもちゃ屋さんに模型を置いてるのは普通なんですけど文房具屋さんに置いてましたよね。
J:昔はありましたねー!歩いて5分のところにあったので。
B:結構ありましたよね。
J:ありましたね。5分のところに文房具屋さんがあってそこにプラモデルが置いてあってそこは3割オフで売ってたので(笑)
B:子供で3割は、ちょっと魅力ですよね(笑)因みにそちらのお店の名前とかも覚えていますか?
J:そこは。うーん。もう お店の名前はちょっと覚えてないですね。確か、もう無いおもちゃ屋ですね。そこで一番最初に買った商品はそれこそSDの號斗丸でしたね。あれはレジェンドBBのリメイク版なんですけど。そんな商品を初めて買った。もうガラス玉とかプラスチックに入ってるみたいなんで凄いビックリしましたね。
B:そうですね。SDの時、例えば自分達の年代でいうと、周りでタミヤのミニ四駆とかやたら流行ってる時代もあって・・・。
J:流行ってました。
B:そっち(ミニ四駆)にはいかなかったんですね。
J:いかなかったですね。
B:それはやっぱりあの・・・。
J:一度組み立ててみると全然フィットしなくて。そうですね~。走らせるから傷ついたりとか消耗したりとか、摩耗するのが好きではなくて。
B:なるほど、その辺も感じる所があったのですね。飾ってずっとある程度綺麗な状態で・・・。
J:ある程度代用品とかチェンジとかそういう事が効くものだったらいいんですけど。
傷ついちゃって0(ゼロ)からスタートとか、あるいはそうですね・・・。
あとは5年10年してやってるかということを考えて。5年後10年後に飾ってないものは。
ミニ四駆は小中高の辺りやったと思うんで。
B:でもその時にもうそういう考え方だったのですね。
J:でしたね。10年とはいわなくても5年後に飾ってないような物はもういいやと思いました。
B:そうですか。我々もそういった同じものさしで測ると幼稚でしたね(笑)秘密ですけど、授業中に図工の時間に先生の目を盗んで、最近はミニ四駆のシャーシは軽量化が一番!とか言って遊んでましたね。
ボディー、シャシーが今と違いカーボンじゃないですけど、やっぱ速く走るためには軽くしなきゃいけない、って友達と競争させる為に、ギリギリまでカッターで削ったりしてましたね。当時でもミニ四駆のダッシュ四駆郎が流行った時期。この頃遊んでましたね。多分、コロコロやボンボンの影響もありましたね。
J:ああ、ボンボン流行ったですね!
B:あの時はあんな分厚い、辞書みたいな本があるんだって(笑)
J:ボンボン初めて読んだのは塾だったんですよ。塾でなんかまあ分厚い。
B:知ったのは塾なんですね。
J:分厚い雑誌を持って来てなんかテーマでなんか書かなあかんかって、その時初めてボンボン読んで丁度ガンダムWやってた頃かな。
そんなんで、まあ、こんなもんもあるんやっていうので結構ビックリしたりでしたね。その頃もう固い本とか手塚さんとかああいうのしか読んだことなかった。
B:逆だったんですね。
J:こういう楽なものも面白いんやなと思って入り方が普通の人と違うらしいですが。
B:そうですね。そこの導入の時期と順番が違いますね(笑)
J:だって読んでたのはそこの山口六平太(ヤマグチロッペイタ)とかですね(笑)それ小学生が読むもんちゃいますよ。
ホントに小学生が読むもん ちゃいますよ(二人で爆笑)
B:(爆笑中)
J:内容は総務のお仕事、一応事務のお仕事がどんなものかということを書いてるような。父のなので。所有物は父なので。こんな本読んでたんですよ、小学生で。あと 他には3丁目の夕陽とか、初期のは全然作風が違うので。ALWAYSなんかハッキリ言って全然別もんですよ。
B:あ、そうなんですね。あれはかなりアレンジされてるんですかね?
J:現代風にアレンジされてる感じで自分にはフィットしなかったですね。
B:アニメや映画でも こだわりや観る基準があるのですね。
J:こだわりありますね。だから一度、自分がメッセージ性とかフィットした原作と認めるようなもの。原型というかアーキタイプと言った方がいいのかな。自分の中でフィットした一番最初の元となったもの。そういう物に凄い拘りを持っていた。で、その コダワリ はなかなか譲らなかった。
B:なるほど。
J:いろんなものが自分のベースになってるということなんですけどね。
B:それはありますよね。やっぱり気に入らなければのめり込めないですよね。何か引っかかれば。
J:引っかかったら引っかかったでえらい拘るんですけどね。
B:凄いですね。山口六平太からこのボンボンまで引っかかる所! これキーワードですね!!
(二人また爆笑)
導入の順番が逆だと言うところも、ネタじゃないですけど面白いじゃないですか(笑)
J:普通の人の順ではないですよね(笑)
B:先にこっちを読んでいたというのは、個人的に衝撃ですね。まあ、お父様の影響もあるかと思うのでしょうけど。
J:でしょうね、買ったんですからね。「アドルフに告ぐ」なんか最初に読むもんちゃいますからね(笑) そんなナチスとかタブーに触るようなものはね、普通読まないですよ、小学生で(笑)
B:ナチス知ってるからその戦争だとか、08小隊 などのそちらの イグルー など、その辺の導入もなんだかスムーズにいったような気がしますね。
J:もしかしたら、あったのかもしれないですね。ええ。ワーグナーとか音楽を漫画で書いてるのが手塚治虫でしたから、その辺もなんかやっぱすごいなと思いましたけどね。ある意味でそういう意味ではフィットした作品の1つかもしれないですね。
B:なるほど~。これでもあって積み重ねなんでしょうね。 私個人的に ちょっとボンボンのくだり好きですね(笑)
J:ボンボン無かったらここまで繋がらないですよね。音楽とかプラモデルとか。まあ話せばそういうことが一杯出てくるので。
B:塾というのはその当時、何の塾だったんですか?
J:進学校の普通に勉強して私立の学校いってそれから大学入試までがんばってみたいなことをやる。
B:その時にボンボンを。
J:ボンボン持って来てと言われてボンボンかコロコロか。持って来てと指示があってそれ持って来てなんか書きためて。それで、最後それは全部なんか椅子代わりにしてぼろぼろにして捨てたと。うん、やったかな。
B:バッチリですかね。なるほど。
J:最後はキャンプでなんか使いましたもん。
B:じゃあ 最後まで使い尽くしたのですね、その本を(笑)
J:もう中身から物理的にまで。一杯使わせてもらって(笑)まさかプラモデルからそんなもんに行くとは思わなかったですね。
B:ご自身で作られたコンテスト入賞品について
J:ボンボンも結構プラモ特集とか一杯やってたから、アレンジの影響とかありますけどね。そこの黒いドラゴンガンダムのSDもそこで多分見たヤツだと思うんですよ。それを自分なりにアレンジ加えて夜間迷彩みたいな感じで塗装して。
B:当時で凄いですね! センスは先を行ってますね。
J:うーん、行ってたんでしょうかね? でもこれを考えて作ってはいたけど、世に出したのは中学か高校ですからね。
B:もっと先だったんですか、考えたのは?
J:もっと前、これ二代目なんですよ。初代のときはまだSD、目があるやつにこの塗装をしてて、この塗装よりももう一回作り直したんですよ。作ったのは、中1やと思うんですけどね。
B:そうなんですね!既に3年ぐらい前にプロトタイプが もう出来てたんですね!
J:出来てましたね。
B:想像の中で。そのきっかけとかってなんかありますか。
J:無いですね、たまたまフィットしたから残っていたと。
B:何かと脳内でリンクしたんですかね?
J:でしょうかね、いつまでも残してましたからね。で、コンテスト用に作って5年は残してたってことになるんですかね。
で、まあそこで賞金もらって、ゲームもハマって。
B:その賞金はおいくらぐらいでしたか?
J:1万ぐらいもらったかな。
B:学生当時としては多目ですかね。なるほど。じゃあそれを元にまたゲームにですか?
J:ゲームですね。
B:スパロボですか、それは?
J:最初はティールズでしたね。ナムコ系のゲームで、バンダイナムコ。テールズオブシリーズ。もう今完全に処分しちゃって、無いんですけどね。テールズオブファンタジーとか。その辺のゲームも もの凄くハマった。
J:うちのオヤジが某ゲーム会社勤務だったからその辺は詳しいはずなんですけど。
B:えー! そうなんですね!お父様からの影響かなりありそうですね。
J:そうですね。ファミコンあったのも おやじが ◆◆ で ◆◆ のテスターやバイヤーなどでしたからね。
B:えっ!? マジですか?? そっそれは・・・。。
J:詳しい事は、秘密にさせて下さい。
B:承知しました。でも、凄いじゃないですか!
J:他にもいろいろなんか持ってましたよ。 ◆◆ とか ◆◆ とか・・・。
B:私はゲームは詳しく無いですが、私でも聞いた事がある銘柄ですよ!その影響なんですね。
J:影響はそれもありましたね。今思い出せば。まだまだ色々あると思いますが、話してない部分とかがありますね。
B:その時間も大切ですよね。是非、親子でまた ゆっくりお話の続きをされてください。
B:苦労した話ありますか?
J:親に迷惑かけてお金一杯使わせてもらったというところとか、まあその。
B:学費とかそういう仕送りとか、仕送りというか学費。
J:学費、趣味費、学費というとうちは祖父母という感じですけどね。
B:趣味費というと こういう模型やゲームですか?
J:そうです。もちろん全額じゃないですけどね。バイトとかはしてたから。自分も病気もしてたから病気とかいろいろ。あと、両親は厳しかったですけどそれ以上に学校とかいじめとか厳しくて逃げ口がこっちだったので、両親も逃げ口がこの辺とかゲームしかないと知ってたから。
B:ちゃんとそれを理解して下さっていたのですね。普通だとこんなおもちゃやってないで外いけ、ってこと言うじゃないですか。でもちゃんと理解して頂いて。
J:外行ったら、外行ったで酷い目に会わされてきたのを本当に知ってるので。
B:理解の有る良き親御さんですね。それは環境だったり、ストレスとかその辺からですか、もしかして。
J:ストレスもありますし、集中、没頭し過ぎるという特性もあるでしょうね。
B:そうなんですね。繊細なんでしょうね。いろいろ感じ過ぎちゃうという。でも色々、苦労されたんですね。
J:そうですね。まあ若気の至りというか・・・。ちょっと趣味に没頭しすぎてちょっと両親に迷惑をかけたね。うん。多少裕福やったからそこまで遊びに集中できたというのは。昔は親子のすれ違いありましたけど今はちゃんと和解したという感じですね。
B:あ、それは良かったですね。
J:ありがとうございます。
B:結構言わないですからね、若い頃って。言えないっていうんですかね。
J:だからこういう感謝、言って欲しいという親でもないですし、感謝するためにそういう事やってるわけじゃないと思うので、要はあえて言わないけど行動で現そうみたいな、今度は。
B:大切ですよね。頑張ってください。
J:はい。
B:こだわりや憧れのアイテムは何でしょうか?
J:憧れのアイテム、まあ大量のプラモデル。
B:手に入らないから余計欲しくなっちゃうというあれですかね?
J:これは年取ってから出て来ましたね。
B:え?そうなのですね?? 年取ってから出て来たのですか?
J:年取る前はそこまで。例えばこういう完璧なオーダーのプラモデルとか欲しくなったのは体調崩して、もう学校も行かなくなって、みたいなことだったので。
B:なるほど。最近もあるんですか、沢山欲しいとかそういうのあるんですか?
J:1つだけあります。
B:1つだけ?気になりますね。 何ですか?
J:そこにサイバスターあるじゃないですか。あれのポゼッションバージョンと言っても わからないですよね?
あれのポゼッションバージョンと言っても わからないですよね?
B:ポゼッ・・??
J:ポゼッションという上位版。
B:それは販売されてないんですか?
J:7月発売です。
(※インタビューは2015年05月でしたm(_ _)m)
B:近々発売されるんですね!
J:長年待っていて、やっと版権が動いたんでしょうね。
(参考の書籍を見せて頂きました。)
これが完結版です。これは、ポゼッションはないんですよね。言葉では難しいですね、多分これに載ってるんやと思うんですけどね。
B:これは長年待ってたと。
J:待ってましたね。これがスーパーファミコンのサイバスター。これがプレステ3でのサイバスターの最新作の状態。
ここからここまでの進化が有る。プラモデルにぎゅっと圧縮されたのが発売される。
こっちはあれで、これが7月発売。これ、最後にせんとあかんなと思ってるんですけどね(笑)
B:なるほど。あ、コレが ポゼッションですね!
J:ポゼッションって読むんです。読めないですよね。こんなん(笑)
B:どれですか? これ??
ポゼッション(精霊憑依)と表記されているのを見て。
(また二人大爆笑!)
J:読めないですよね(笑) それ、ポゼッションってサッカー用語のはずなんですけど。
B:これですね。ポゼッション!(笑)
J:こういう完結編が出て来てくれたりとか。
B:最近はこれが欲しいと言う事ですね。
J:それが最後にせんと仕事してられへんなと思いますからね(笑)
B:なるほど。私も個人的に積みプラなども有るので、そのお気持ち分かります!
B:ヒュッケバインも気になりますね。かっこいいですね。これは最近の製品ですか?
J:春号ですね。これはエグゼクスバイン(PTX-DEX EX-EXbein)というヒュッケバイン後継の最新作です。
B:あっ! ヒュッケバインの話しなかったですね。ヒュッケバインの話しますか?
J:これ入れたら載せれないですよ、ウェブサイトに。
B:まずいですかね? まずいか。
J:まずいんじゃないですか?ヒュッケバインって名前は出してもいいかもしれないですけど、ウェブに苦情が来るかも…ですよ。
B:じゃあヒュッケバインの話は。某・・・。
J:ヒュッケバイン好きなんですけどね。量産型とかマークツーとか。元祖も好きやのになぁ。
B:もろもろの 引っ包めてマズいですかね?カッコイイのに勿体無いですね・・・。
J:その辺こだわりだすと大変になりますからね。やめといたほうがいいんちゃいますかね?
B:やめときますか。
J:お茶濁しといた方がいいと思います。
B:あ、そうですか。折角のJさんのインタビューですので、分かりました。
B:趣味、コレクションの中でやっぱりこのキャラクター達、これを残されたというのはこの辺がこだわりというか、思い出というか、入れが強いということで良いのですか?
(このインタビュー以前に完成品模型も多数買取りさせて頂きました。貴重なお品を沢山お売り頂き有難う御座いました。)
J:そうですね。思い入れが強いですね。作品の思い入れが強いとか、プラモデルの思い入れが強いとかいろいろあるんですけど。
B:これにさっきのポゼッションヴァージョンを並べたいということですね?
J:もちろんです! わかりました?
B:これは同じ棚でしょうか、上下でしょうか?(完成品の飾り棚を見ながら)
J:まだ悩んでます。というより。
B:なんか透明なところに上下とかあれば引っかかりますけど。
J:悩んでるんですよ。スペース的にとりあえずそこのロボット魂のところを移動させて。
B:これ一段下げれないんですかね?
J:下げられます。3段まで下げられます。だからそこにロボット魂を移動させてどうしようかなと考えてる感じですね、今は。
B:結構大きいですね。これでスケール(縮尺)は いくらぐらいですか?
J:144分の1スケール。
B:こうして眺めると 144分の1でも 元々大きいですね。
J:スーパーロボットシリーズは1/144しか買ってないんです。
B:これじゃあ ほぼ同サイズということですかね。
J:ロボット魂も144分の1に近いので。
B:あ、違うんですか、微妙に?
J:微妙に違うらしいんですけど144分の1に近いらしいです。プラモデルと一緒に、両方とも持ってたので、プラモデルとロボット魂。両方持ってたから見比べることしてて、近いサイズに設定してるんやとわかりましたけどね。
B:ゲーム上あれだと思うんですけど、実際どれが強いんですかね?
B:いや まぁ世代を超えてあれなんだと思うんですけど。比べちゃいけないかもしれないですけど(笑)
J:ゲームで言ったらめちゃくちゃになりますからね。適当に。
B:一時、エヴァンゲリオンが出て来た時なんだこれはと思いましたけど、反則だと思いましたね(笑)
J:まあね、その辺はまあまあアニメやし。
B:ああ。なんとでもなりそうな。暴走モードとか出ちゃったらまた。
J:ゲーム的に強いのなんて作成者の思い入れ次第で全部なんとでもなりますから、それこそ漫画だって設定者の好きなように強さも変えられるし、ゲッターなんてどんだけ、銀河レベルじゃないじゃないですか(笑)話が壮大すぎてむちゃくちゃになりますよ(笑)
B:なんかよくあの同じサイズで合わせて例えば人間と昆虫で合わせると昆虫が強いってあるじゃないですか。
J:あ、同じサイズになると。
B:うん。で、昔のダンバインとかちょっと形が、になると、形が昆虫じゃないんですけどこの辺、まあちょっと見て同じサイズとしたら昆虫に近くて大きな方が強いのかなと勝手に思ってて、基本的な能力の差もあるかとは思うのですが。
J:サイバスターはなんていいますかね・・・。
B:あとは武器ですかね。反則の武器?
J:反則の武器?サイバスター、結構いろいろ持ってますからね。魔法で変形させてくるんですよ。ファンタジー入ってますからね(笑)
B:それを他のアニメーションとしてどこまで融合させるかですよね。攻撃力をどこまで調整するかみたいな感じですかね?
J:ワンオフのスーパーロボットで、剣とミサイルと魔法、という世界ですからね(笑)
B:反則ですよね(笑)
J:むちゃくちゃになりますからね(笑)
B:魔法の力をどこまで上げられるかですよね?
J:魔法の力はなんかもう時限を。アカシックレコードまでアクセスできるみたいな設定になってますから。そこまで設定したらわかんねーだろ、普通の人って(笑)
B:Gガンダムも愛の力が多ければ無限大ですからね(笑)結局 愛か~、と思ちゃいましたね。
J:気合いと乗りだけで(笑)まあでもそういうのもちゃんとある程度の設定に載せてたからかなと思います。メッセージ性はちょっと微妙ですけどね。
B:Gガンダム結構面白いですよね。私もハマったのは、やたら熱い昔の熱血漫画と似てるところと、武器を持ってないというところが男らしいなと思ってて、あとは師弟との関係とか。
J:あとライバル関係とか仲間だとか。
B:それが面白いですよね。
J:でしたね。自分も大好きです。ブルーレイ待ってるんですけどね。
B:あ! またブルーレイだと画像粗くなっちゃうじゃないですか。
J:DVDはちょっと傷つけちゃったので処分しちゃったんですよ。見過ぎてボロボロになって。
B:凄い!DVD見過ぎてぼろぼろって相当ですね。
J:Gガンダムは相当ヤバかったです。
B:保存用と鑑賞用と買った方がいいですよ(笑)
J:Gガンダムとドラゴンボールは相当見てたので。ドラゴンボールは母親の影響ですけどね。
B:お母さんドラゴンボールもお好きなんですか?
J:鳥山明、好きやったみたいで。ドラゴンボールでも自分が好きだったのはサイヤ人編なんですよね。次々倒されていくあの辺。結構好きなキャラクターが一発でぽんぽんぽんぽんやられていく感じ。
仲間がどんどん減っていく、生き返らせられない、さらにピッコロさんまで、みたいな。あっちのほうがすごい衝撃的で面白い。あと、お気に入りキャラとか天津飯とかやったからね、人には変わっているってよく言われますけど。
B:確かにそうですね。
J:わが道行く感じ。それに人を巻き込まない。ああいうのが好きでしたかね。
B:あ、これ、でもドラゴンボールって結構みんな好きな題材だと思うのですけどなんかそういうポイントポイントがちょっと違って好きなキャラクターが天津飯。ちょっとそれは面白い発見かもしれないですね。
J:全然いないでしょうからね。天津飯(笑)
B:天津飯、え? そこ?って思いました(笑)
J:その辺の設定資料集も全部買ってたんですけど、鳥山明とかイラストどこかにのってた。これか。鳥山明が書いたスーパーサイヤ人。こう。この辺全部まだこの辺鳥山明のイラスト。(ドラゴンボールのコミック見ながら)
B:ああ、ちょっと見せてもらっていいですか。ああ、この辺ありますね。こういうメカニックな乗り物のイラストもイイですよね。
J:他にも何ページか載ってたと思うんですけどね。この辺は母親の影響なんです。ドラゴンボールは。
B:お母さんあれなんですかね。アラレちゃんとか好きなんですかね。
J:アラレちゃん好きだったのは父ですね。
B:あ、どこからドラゴンボールに?
J:ドラゴンボールは母親が歯医者の待ち時間とかに読んでてはまった、って。その第一話からですからね。連載は。歯医者とかで読んでたら。あと、大猿に変身なども後付けでどんどん昔の設定を掘り返してちゃんとしていくというのは。
B:それちょっとガンダムの発想と一緒ですよね。もしかしたら、そういうところが好きなのかもしれないですね。
J:後付けでもきちんと合理的、合理的というか物語をちゃんとつなげられるんだったら自分はOKというような、だから今の面白くないと言われてるGTとか今の映画とかでもそれなりに受け入れ、受け入れがたいところもあるけど一応受け入れ。つながってます。
B:そうなんですね。
J:ちょっと矛盾してるやんというところがあってもちゃんと一貫してるんだったら。
B:なるほど大筋があってれば。その辺はストーリー性を大事にされてるんですね。
J:ですね。そういうの大好きですからね。
B:今回もあれもそうですね、ストーリー性であれがパワーアップ進化してた。
J:そう、進化。
B:最終形態みたいな。最後にフリーザが急に小さくなっちゃった(笑)、という感じですかね。
J:当時のラスボスとかごっつく、でかくなるばっかりやったのにシンプルに急になりましたよね。
B:確かに空気抵抗考えると大きいと抵抗が増えて逆にスピードが落ちてしまいますよね。
J:ですね、だからそういう綿密なところとかちゃんと考えて設定にしてあるというのが好きなんです。だからある意味、やってる今のゲームのDESTINY、その辺おおざっぱだからストーリーがいまいちだなと思ってるんですけど。ストーリー的には・・・。ですけど、ゲーム性よりは中毒性はまあ、操作性とかアイテム集めとかそのへんがちょっと中毒性ありますね。
B:最後、Jさんにとって 人生や趣味の中で ポリシーは何ですか?
J:マイペースにこだわって楽しむということですかね。あと、自分で納得できたら楽しめるんです。
B:なるほど。
J:納得できないのは追求しちゃったりあるいは興味を示さなかったりのどっちか極端なので。
B:ありがとうございます。長時間、有り難う御座いました。また今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
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