暑くてしんどかった8月があっという間にもう終わります。少しずつ涼しい日が増えてきて、だいぶ過ごしやすくなってきましたね。（30度くらいが涼しいと感じるのもおかしな話ですけど）気温差で体調を崩さないようお気をつけください。
本日は兵庫県姫路市のお客様より宅配買取いたしました香港トミカを紹介いたします。
| トミカ 香港製 No.11 スプリンター1200SL 今回の買取金額：18,000円 ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
全部で6種類しか製造されなかった香港トミカのうちのひとつ「スプリンター1200SL」のブルーカラーをお譲りいただきました。
わずかな期間しか製造・販売されなかった香港製トミカ。その希少性からコレクターの間でお宝化しています。「当時売られていたものがいまこの手にある」ということに価値がありますので美品は高額になるのは勿論なのですが、箱無しやリペイントは一気にお値段が下がってしまいます。
今回お譲りいただいたお品は比較的状態が良く18,000円買取となります。箱にスレやハゲ、塗装浮きが無い状態ですともう少し上がりますが、充分な美品だと思います。
スプリンターとダットサンは香港から撤収の際に持ち帰った金型を日本で改良してその後も販売されました。希少性は香港製に比べると日本製の方が低いものの、古いものですから日本製の黒箱もプレミアが付いています。
ちなみにホンダNⅢ360は香港の工場が火事にあってしまい、金型を持ち帰れなかったそうです。
ドアはしっかり開閉し、破損は無く、大きな塗装剥げも無し。良好な状態です。
スプリンターの特徴のひとつでであるフェンダーミラーが無いのはトミカなのでしょうがないですね。とはいえスポーティなデザイン・フォルムはしっかり踏襲されています。
ちなみに色違いはこんな感じです。
日本製トミカと香港製トミカを比較してみました
前述の通り香港トミカ全6種類のうち、スプリンターとダットサンだけは日本製も発売されています。日本製のスプリンターも前に撮影した画像があったので、せっかくなので見比べてみました。箱は無いけど古いスプリンターのトミカがあるよ、という方は判別の参考にしてみてください。
箱と全体
ドアの縁、センターピラー、凹凸の具合など全体的にほんの少し造形が異なります。
写真の角度が違うので色と質感は参考になりませんが、遠目の写真を見比べた限りですと日本製の方が丸みのあるうるうる艶感、香港製のほうがまるでディンキートイズのようなシュッとしたフォルムに見えます。しかしよく見ると・・・足回りに続く↓
足回り・ホイールとタイヤ
細部をよく見ると造りの品質の違いが良くわかりますね。香港製は凹凸がぼんやりし、日本製はくっきりしています。
ホイルのくっきり感も日本製の圧勝です。日本製にもタイヤの溝を採用して欲しかったですね。
ちなみに香港製トミカのホイールは2種類あります。詳しくは過去ブログをご覧ください
箱の横
色指定箱でございます。日本製スプリンターの箱横を撮影していなかったので代わりにクラパトで失礼します。
大きな違いはMADE IN HONG KONGの文字が入っているかです。
日本製よりも香港製の方がキレイじゃないですか・・・。誰ですか、香港製は品質が良くないって言ったの。ズレてないし余白もいい感じ。そもそも日本製がズレすぎなんですよね。
シャーシ
MADE IN JAPANやいろいろと文字が加わっている他、香港製の方が線が細いです。どちらが良い・悪いもなく好みかなぁといったところです。
おまけ・その他の黒箱トミカのスプリンター達
最後までご覧いただきありがとうございました。希少なトミカを紹介できて光栄に思います。普通に生きてたらなかなかお目にかかれないですからね。ましてや手に取るなんて。
今回紹介いたしましたスプリンターの他にも香港トミカ、黒い箱のトミカなど古いトミカの整理をご検討の際は、ぜひカートイワークスへご相談ください。
家族が集めていたものでトミカの種類や価値がイマイチ・・・という方も一点一点査定して内容を提示いたしますので安心してご利用ください。
青箱や赤箱、ディズニーやカーズなどのキャラクター物、新しいトミカも勿論大歓迎です。トミカなら何でも買取いたします。
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