来週で2021年のF1世界選手権が閉幕しますね。F1が終わると「一年が終わるんだなぁ」と一気に実感が湧いてくるので、毎年そちらの覚悟を決めて見ています。
先日は京都府京都市のお客様よりF1レーシングカーメインのビッグスケールプラモデルを多数お譲りいただきました。誠にありがとうございます。お譲りいただいたアイテムの中から2点ピックアップしてご紹介いたします。
タミヤ 1/12 ルノーRE-20ターボ
1980年シーズンのF1にて3回優勝し、ターボF1の時代を幕開けさせたF1カーです。
タミヤから発売され、現在では絶版。再販ではエッチングパーツが付属しましたが、こちらはエッチングパーツ無しの初期のキットです。絶版とはいえ定価以下で中古市場にちょこちょこ出回ってますので、当時憧れていた方も比較的手に入れやすいかと思います。
タミヤモデラーズギャラリーにて限定発売されていたデカールと社外エッチングパーツも一緒にお売りいただきました。
イベントにいった際、限定発売品の中に積んだ記憶のあるプラモ用のパーツやデカール等があると、「いつかのために」とつい集めてしまう気持ち、痛いほどにわかります。
わたしは「作るかわかんないけど一応」という気持ちで気軽にぽいぽい買っていたら、気付いたらイベントで買ったものスペースが出来ていました。もはや物と合わせすらしなくなるという。。。気をつけます。
タミヤの組立説明書には見開きで解説が載っています。当時を知る資料としても、またモノクロですが実車の写真もあって豪華ですね、雑誌を読んでいる気分です。
写真のおかげもあると思いますが、こんなに長くてもすいすいと楽しく読めてしまいます。
タミヤ 1/12 ルノー ウイリアムズ FW-14B
FW14をもとにアクティブサスペンションを搭載して改修され、1992年F1アフリカGPにてデビュー。F1史上はじめて開幕5連勝するなど、圧倒的な強さで90年代のF1史に名を轟かせました。
私の大好きなドライバーの一人、レッドファイブで有名なN.マンセルもドライブしたマシンですね。
この記事を書いている最中、先週の11月29日 ウイリアムズチーム創設者のフランク・ウィリアムズ氏が逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。昨日のF1サウジアラビアGP決勝ではFW07による追悼走行が行われました。
まさか40年以上前に活躍した、憧れのF1カーの走行を見れるなんて夢にも思っておりませんでした。なんだかこみ上げるものがありますね。
キットの中身はこのようになっています。今回のお譲りいただいたお品物は少し仮組みなど手の入ったものとなっていますが、先程のRE-20より少し豪華に見えます。
タミヤの説明書はいつもぱっと見てワクワクするような凝った作りで、特に古いものの表紙はなかなか見れない実車のカットだったり。箱の底からごそごそとまず説明書を取り出した時に、一気にプラモ作りのイメージが広がるので見るのが楽しみです。
RE-20と同じく、説明書を開いてすぐに歴史やマシンの特徴など紹介文が掲載されています。
ウィキペディアを見るよりもずっと濃い情報がつまってますので、あまり触れてこなかった車を見かけると特に熱心に読んでしまうのですが、読んでその世代をリアルに見ていたかのような気になってしまうことも。。。
車好きさんなら買ってみてナンダコレという経験は少なからずあると思うんですよね。熟練のモデラーさんなら、資料と照らし合わせて思った具合に加工できるのでしょうけども、私は手を加えれば手を加える程ぐちゃぐちゃになってしまって・・・。
いかに忠実に再現されているか、デフォルメ具合等は買う前に気になる所ですが、本家本元と契約してのモデル化なら安心して購入できますね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
最強マシンと名高いF1カーは多数のメーカーから製品化されております。今回のFW-14Bでしたらプラモはタミヤの他にフジミ模型やハセガワ、模型なら京商やONYXなどなど。カートイワークスでは絶版品・現行品問わず買取しておりますので、処分や整理をご検討の際はぜひご相談ください。各分野専門のスタッフが査定いたします。
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