最近はEV車が何かと話題ですね。ニュースやメディアで見かけるたびに、ロータリーエンジン搭載のEV車に期待が膨らんでいる今日このごろです。
本日は岐阜県各務原市よりお譲りいただきましたランチア・ストラトスのプラモデルをご紹介いたします。
1977年の第25回サファリラリーへ出場し、3位へ入賞。印象的なアリタリアカラーをまとい、泥だらけになりながらも悪路を疾走する姿に心をうたれてランチアやラリーカーを好きになったという方も多いかと思います。
キットはボディに各パーツ、そしてタイヤとデカールが同梱されています。
大きな傷みもなく非常に状態が良く、10年以上保管されていたことが嘘の様です。
プラ素材やデカールの焼け、ゴムパーツの劣化など状態を維持するのは中々大変ですが
非常に大切にされていたんだなということが分かります。
1/12スケールだけあってボディの全長約 30cmとかなり大きく、完成後は存在感を放つこと間違いなしです。ティッシュ箱と大きさを比較してみました。だいたい2倍弱くらいといったところ。ちょっとした縦長の本棚にちょうどおさまりのいいサイズ感です。
組立説明図と塗装&マーク指示書です。
およそ知ってはいるもののストラトスのヒストリーがあるとつい読みふけってしまいますね。
ランナーパーツの表に全てのパーツに対応して一つひとつ実部品名を記載さしているのには驚きました。ここまで細かく記載されているのはあまり見たことが有りません。プラモデルですが実車勉強にもなる丁寧な説明書です。
フロントにストーンガードとルーフスペアタイヤはサファリ仕様の特徴ですね。
このルーフのスペアタイヤ、当初はリアカウルに搭載してレースに出場していましたが、1975年のサファリラリーの走行中にリアカウルごともげて大変な事になっていました。そんな大惨事があって翌年から頭に載せる、このスタイルになりました。
ストラトスの構造上、重量物をカウル上に載せるのは強化・改良ではどうしようもなかったんでしょうね。この印象的な頭にスペアタイヤを載せたラリーカーといえば、ミニクーパーもいかにもって感じに可愛い一台ですね。
V6エンジンヘッドカバー パーツ、本来だったら「Dino」と入っているはず。。。大人の事情でしょうか?
一方でベルトーネのロゴはちゃんとご健在。ディーノの謎が深まりました。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
1/12スケールのストラトスは童友社から何度か再販されて、他スケールのプラモデル、ミニカーなどがハセガワやhpiなど様々なメーカーから製品化されていますね。今回の日東製のように絶版品はもちろん現行品も買取しておりますので、売却・処分をご検討の際はカートイワークスへぜひご相談ください。
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