MGスケールのパトレイバーシリーズのプラモデルを福岡県北九州市の方よりお譲りいただきました。
レイバーと呼ばれる歩行式作業機械が登場する世界で、レイバー犯罪を防ぐために新設された警視庁の特車二課の日常を描く作品で人気が高いパトレイバー。
警視庁が有する篠原重工の最新鋭レイバーであるイングラムがマスターグレードで登場しました。パトレイバーファンは固唾を飲んで待ち望んでいたキットで、ガンプラの技術の流用で構造に予断を許さない作りなので2個買いも多かったはず。
マニュアルも篠原重工製のイングラムを意識した作りで、作成後も保存して楽しめる作りになっています。
マニュアルも原作に忠実で、緻密に作られているのでバンダイのプラモデルはスタッフみんな大好きです。
キット内容はイングラム2号機は勿論のこと、パイロットである太田功とバックアップの香貴花クランシーのフィギュアも付いています。
アニメ版の名コンビを演出できるいいセットになっていますが、個人的には原作にも寄せて進士のフィギュアも付いていてほしかった気もします。
MG 1/35 グリフォン アクアタイプ
パトレイバーと言えば”黒いレイバー”ことグリフォンの存在は切っても切れないでしょう。シャフトエンタープライズ製のレイバーで今回はアクアタイプになっています。
完全な人型レイバーを作成して、その技術のお披露目として警視庁のレイバーと衝突することになります。見た目もさることながら技術力も高いレイバーで、他のロボット作品に出ていても何ら違和感の無い機体になっています。
S.E.J.とあしらわれた文字がいい味を出しているマニュアルで、制作意欲が湧く作りになっています。
ブロッケンをイングラムにぶつけるなどして、イングラムのデータを盗みグリフォンへの転用を試みる内海課長と企画七課の面々が写っています。
作成用のマニュアルに留まらず、ストーリーも補完出来て後で見返すのも楽しいマニュアルの作り方はバンダイならではですね。
MG 1/35 グリフォン フライトタイプ
空飛ぶレイバーことグリフォン(フライトタイプ)で、原作を知る人はフライトタイプの印象の方が強いかと思います。
イングラム1号機とグリフォンはセットで持っている方が多いはず、ガンプラで表すならガンダムとシャアザクのようなものではないでしょうか。
キット内にはJ9やS.E.J.のデカールもあり、グリフォンの識別コードも付いていて原作では叶わなかった外装も再現できます。
成型色もグリフォンらしい磨かれたような黒色で、素組みでも劇中で活躍していたグリフォンが再現可能になっています。
グリフォンのメカニックを堪能できるキットなのはMGだから出来ることです。見た目だけではなく内部構造にもこだわるMGの楽しさではないでしょうか。
こちらも油断していると読み更けてしまうマニュアルに、、、世界観を堪能しつつメカニックを理解しながら作成することで”おやっさん”こと榊整備班長の気持ちも理解できるような気になってきます。整備の神様が愛して止まなかった”レイバー”をご堪能ください！
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