黒箱トミカを神奈川県川崎市の方よりお譲りいただきました。この度はカートイワークスをご利用いただきありがとうございます。今回はパジェロのトミカが多かったのでパジェロについて少し触れていきます。パジェロと聞くと「パリダカ」「東京フレンドパーク」などのワードを連想する方も多いのではないでしょうか。
ちょっとリッチなオフロード車としてのブランド力がある、そんな国民的認知度が高いパジェロの歴史はあるレースから始まりました。
tomica 69 Nikon パジェロ 4WD
パジェロが完成した翌年の1983年に、パリ~ダカールラリーを市販車無改造クラスでダカールラリーを見事初参戦でクラス優勝を果たした初代パジェロ。彗星のように現れて確固たる結果を残したパジェロはRVブームの火付け役になるのに十分でした。
当時のダカールラリーの走行姿は現在も語り継がれる凄さで、初代パジェロがトミカになった時はトミカファンもパジェロファンも待ち望んでいたことでしょう。
当時にパジェロを買うと周りに知られれば、「パリダカへ行くの?」と言われるほどの知名度があったとのこと。レクリエーションシーンではパジェロで乗り付ければ羨望の眼差しがあったことは容易に想像できます。
RV全盛期に各メーカーで発売されていましたが最後発で発売されたのにも関わらず、一番人気の高いRV車として君臨することとなるパジェロは一般車のような快適性に、オンロード性能が高い本格的オフロード車。ラーメンで例えるなら欲張り大盛り全部乗せセットのような車です。
tomica 69 MITSUBISHI PAJERO
パリダカにてその名を知らしめた翌年には、市販車改造クラスにて出場をします。パジェロエボリューションとして名を変え参加しましたが、同クラスに参戦したポルシェ911に負けることになってしまいます。
惜しくも負けたこの1984年パリダカレースは、冒険的なレースとしての側面よりもスピードレースとしての色が強くなったターニングポイントになりました。
翌年の1985年ではパジェロは念願の総合優勝を飾ることになります。様々なクラスで優勝をしてパジェロの名を埋め尽くす年となりました。
パジェロの性能を初参戦時から結果まで伴い世界に見せつけることとなり、世界的にも注目されるRV車になったとも言えます。
トミカとしての人気も高く、パジェロのラインナップ数からもわかるようにミニカーとしてのポジションも確立していきます。
様々な色のパジェロがあり、ヤクルトスワローズモデルはチームカラーと相まってキレイな水色で全体が塗装されています。このパジェロでキャンプ入りなどの移動に使われたらプロ野球選手とパジェロの組み合わせでとても豪華ですね。
オフロードとしてのブランドがパリダカから出ていて、クロスカントリー車(通称クロカン)としてイメージがあります。ですが街乗りでも一般車より快適な走行性であると言われるほどです。
こうして見れば街にパジェロが溢れていても違和感はありませんね。
恐らくベーシックなカラーであるパジェロで無骨なイメージが強いです。山道も走行出来て多少の汚れも気にならずに、むしろ泥汚れは勲章であるかのような威厳を感じます。
大人の休日を楽しむ車としては格別なRV車で、街から外れてドライブやキャンプに思い付きを即実行できる車です。
オレンジ色のラインが無骨なイメージをスマートに表現しているように感じます。
パッケージと同様の赤いカラーリングで、馴染みがある方にはこの色が懐かしく思えるかもしれません。
パジェロは日本向けには製造していませんでしたが、海外向けも工場閉鎖に伴い2021年で生産を終了することを発表しています。長い間RV・SUV界を牽引してきた車ですが、間違いなく昨今のSUVブームに影響を与えていたことでしょう。こうしてトミカで再現されたパジェロを見ると歴史も長く、振り返って追ってみると面白い発見があったりします。お手持ちのトミカについて実車の歴史を追ってみると、さらに車が好きになれるのでおススメです。
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