
ドイツの有名な鉄道模型メーカーであるMarkline(メルクリン)、FLEISCHMANN(フライシュマン)、ROCO(ロコ)などのHOゲージを静岡県の方より大量にお譲りいただきました。
この度はカートイワークスをご利用いただきありがとうございます。ドイツ製のHOゲージは海外を走行している車両がメインで、特に蒸気機関車の人気が高いです。
そんな海外製の鉄道模型ですが、デメリットとしてはメンテナンスや修理が大変です。パーツも日本製のものを流用しにくく、取り寄せが必要になったりと自身でメンテナンス知識が求められる時もあります。
今回お譲りくださったお客様は、HOゲージ内にメンテナンスを行った日時と内容が詳細に残しておりました。1つ1つの鉄道模型を大切になされていたのだと、感心させられる内容で扱う私どもも、一層気が引き締まりました。

古いパッケージのものから見慣れたパッケージまで、新旧と見比べてみたり様々な楽しみ方があります。
こうしてみるとプラモデル同様、パッケージにも様々な歴史を感じます。現代で最上部のパッケージでは発売はできないかもしれませんが・・・

メルクリンの蒸気機関車モデルは、当然ですが自国の鉄道会社がモデルになっているのが多いです。
色合いも黒×赤とスタイリッシュな印象が強く、走る姿は人々を魅了してやみません。ドイツで蒸気機関車が現役で走られているのも頷けます。

メルクリンはレールの3線式で軌間に日本製とは若干違いますが、そのぶんメルクリンのレールは拡張性は広がります。
2線式と違いレールを複雑に設定しても、絶縁処理など施さなくても直ぐに走らせることが可能です。

こちらも年代物のメルクリンHOゲージですが、足回りは少し緩んでいましたが細かくメンテナンスされておりレール上でも異音なく走行出来ました。

正面から見るとディティールが少々粗い部分もありますが、当時の技術でここまで忠実に作れるのかと感心してしまいます。

足回りは先輪のメッキが剝がれていましたが、車軸はしっかりとメンテナンスが施されていました。
人の手が入った模型は癖などがあったりしますが、こうした細かい部分での調整は触ってて愛を感じますので中古の楽しいところです。

新しいパッケージでは細かいディティールが格段に良くなっています。ドイツの技術力の高さが鉄道模型からでも垣間見ることが出来ます。

デルタ製品のメルクリンはデジタル化されていて、様々なコントロールが出来るようになっています。
現在はメルクリンシステムが主流ですが、以前はデルタシステムで統一されていました。

ポストカードがセットになっていて、蒸気機関車を使用したレイアウト作りのイマジネーションが湧くイラストが描かれています。
3列並走をHOゲージで行うなんて贅沢な楽しみ方だな、と密かに感じてしまいます。
カートイワークスではHOゲージをはじめ、鉄道模型の買取を行っております。
手放さなくてはならないアイテムを、安心してお譲りいただけるよう1点1点細かに鑑定いたします。
鉄道模型だけではなく、レイアウト・ジオラマ、パーツなどを手放さなくてはならない際はぜひご相談ください。