今回はお譲りいただきましたお品物で、今は珍しくなった”エルエス”のプラモデルがございました。
エルエスは昭和21年に「サンライト化学模型作成所」という名前で産声を上げ、その後は紆余曲折を経て馴染みのある「エルエス」の社名になりました。
安価でもディティールのいいキットを出すことから『技術のエルエス』と呼ばれて、幅広いモデラーに愛された模型製作会社でした。
プラモ黎明期の時代より活躍していた、長い歴史をもつエルエスのプラモを紹介していきます。
LS ミニクーパーラリー AUSTIN RALLY TYPE 1/16
フロントグリルが回収されたラリー仕様のミニクーパー。変更点のグリルまわりの作りこみは、よりリアル差を追求した出来となっています。正面から見た時のディティールは完璧と言って差し支えないでしす。
箱の中を開いたら、当時のままで残っていました。鉄を再現した銀パーツが眩しいです。
ミニクーパーMk2の骨格部分は当時の技術力の高さが伺える出来栄えでした。
金型がしっかりしているからこそ、この精度の高い作りが出来ているのだと感動してしまいます。
シャーシ部分もどっしりと分厚い作りで、作り手のことも考えて制作されていることがわかります。
当時から今に至るまで大きな技術革新が無いのは、当時から考えに考えこまれて作られているからでしょうね。
タイヤ部分のパーツは経年劣化が多少見られますが、質感が出ていて装着するだけでレーシング仕様のクーパーの雰囲気がハッキリ出ます。
小さな車体でタイヤが大きく感じますが、バランスはとてもよく横から見たミニクーパーはキレイに映えます。
ミニクーパーは1969年に公開された『ミニミニ大作戦』で爆発的な人気と支持を得ました。
小さい車体ながらトリノの街や下水道を走り回るカーチェイスシーンは、とても印象深くミニクーパーの力強さを世界に知らしめました。
そうした力強い車体を再現しているエルエスのプラモデルは、数少ないながらファンに組み立てられていることでしょう。
カートイワークスでは自動車プラモデルの買取を積極的に行っております。
組み立て途中や、組み立て済みのプラモデルも歓迎しております。お気軽にお問い合わせください。
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