1913年より行われていた速度記録レースの『シュナイダートロフィーレース』
当時では滑走路の不備が多々あり、着陸リスクの少ない水面が使われいたので水上機が主流になっています。
映画『紅の豚』に出ているモデルも多く、機体に離着水を可能にするフロート部分が特徴的で水上機もファンが多いです。
NOIXモデル マッキMC72
『シュナイダートロフィーレース』に参加したイタリアの水上機であるマッキMC.72.
参加国が毎回より強力な新型機を開発してしのぎを削るそんな時代、1920年代後半になるとシュナイダートロフィーレースはイタリア・イギリス両国の威信をかけた戦いになってきました。
1927年、1929年のレースに全力を振り絞って臨んだイタリアだったが、イギリスに連勝を許してしまい1931年のレースに向けて全力で挑むことになります。
機体はアエロナウティカ・マッキ社、エンジンはフィアット社により開発されることが決定されて、イギリスの三連覇を食い止めるべく新レーサー機の開発が始まりました。
そんな各国の思惑が渦巻く大会で、イタリアが威信を賭けて挑んだ機体である、マッキMC.72の1/48モデルキットになります。
機体の構成はエンジン部が金属製で、コクピットより後半が木製骨格に合板張りとして、主翼は全金属製の張り線に支持された手堅い構造で出来ていました。
究極的にまでエンジンが中心に来るように設計されたタンデム式のエンジン配置と二重反転プロペラが特徴。機体デザインも難しかったと言われていますが、バランスが取れておりカストロディーの造形センスが見てとれます。
キットも再現度が高く、主翼やコクピットはもちろん、二重反転プロペラの金属部品などのパーツがあり完成したら水面に浮かばせたいものですね。
人型フィギュア(パイロット?)も付属しており機体の横に立たせて、当時の機体撮影の再現もできます。
NOIXモデル カーチス CR-3
アメリカ海軍の競技機体として開発されたカーティス。このCR-3は1923年のシュナイダートロフィーレースで優勝を飾っています。
最大速度が312km/hという怪物であり、後に改良されたCR-4は速度記録を塗り替えて、1924年に317 km/hの記録を樹立しているアメリカが誇る名機。
N字型のストラットもメタルパーツで再現されていて、上下翼を支えるスラットが横から見ても美しいデザインを約束してます。
ちなみにこちらのキットでは付属の人型フィギュアはメタルでした。
NOIXモデルは仕上がりがプラモデルとは違う雰囲気で仕上がるので、完成後の塗装もまた楽しいです。
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