こんばんは。カートイワークス買取スタッフです。先週のこととなりますが、ポルシェのミニカーをまとめて福井県坂井市にお住まいの方よりお譲りいただきました。カートイワークスへのご依頼ありがとうございました。
ポルシェのレースカー、となりますとこれは知っている!というものから、ん??ちょっと詳しくないな…。というものまでありますので、実に奥深い世界だと感じております。お売りいただいたポルシェさん達の中から数点ご紹介してゆきたいと思います。
・エブロ 1/43 ポルシェ 906 1967 Japan Grand Prix
ポルシェ906もといカレラ6は65台しか生産されず、レース出場車のなかでも一部しか情報が出回っておりません。しっかりとした歴史を知りたい!となると本などでしっかり調べていく必要がございます。
例えばこちらの#8のポルシェは、1967年5月3日に開催した「第4回日本グランプリ」にて優勝した車体ですので記憶に残っておる方もいらっしゃっいます。ポルシェのミニカー買取依頼で、よく見かける1台です。
ポルシェの販売店として有名なミツワ自動車がレースに参戦していました。ドライバーは生沢徹さんでしたね。スポンサーデカールにアイビールックで有名なVANのロゴがありますね。いやあ〜懐かしい!
・エブロ 1/43 ポルシェ 906 1966 Targa Florio
ですがこちらの#148ですと、買取依頼にくることはまれだと思います。というのもタルガフローリオの開催地がイタリアであったことや、1977年までの開催となったためだと思われます。ちょっと興味がないと、見逃しがちですよね。
ちなみにこのレースへは1966年からポルシェが初参戦。続く1970年までは5連覇しておりますので、こちらも功績としてはトップクラスではあったのです。が、なかなか日本で話題が出ることも少ない気がします。
カーデザインは奇抜そのものですね。ガルウィングのドアはもちろんのこと、エンジンフードのアクリルの造形にはまいってしまいます。ちょっとポルシェ買ってくる!とまではいかないですが、AZー1買ってくると本気で思ってしまいます。(やめろって!)
・エブロ ポルシェ 910 1967
先ほど紹介したポルシェに比べて、よく見かける方のポルシェと呼んでしまうのは少し失礼かもと思いますが、まあ人気なので許されるんじゃないかしら?とも思います。
走り抜ける910を見てみたい、そんな後ろ姿ですね。
全然余談ですが、この車のカーデザインをしたフェルディナント・ピエヒのお母さんは、ポルシェの創業者フェルディナント・ポルシェの娘さんなんですよね?ポルシェファミリーって天才が多いのですね・・・。
・エブロ ポルシェ 910 1967 ADAC 1000km
ADAC(ニュルブルクリンク24時間レース)仕様の910になります。上窓はむき出しなのがデフォルトです。
この910は6気筒ボクサーで2000ccでしたね。SOHCで何馬力出ていたのか気になります。ミッドに重量配分に優れたボクサーエンジンは運動性能に優れていたのでしょうね・・・。
ポルシェ910ニュルブルクリンク仕様といえばタミヤのカーモデルでも人気なんです。約1年ほど前になりますが以前タミヤ製のラジコン・プラモデルキットを多数岩手県のお客様より買取した際にも見かけました。
また買取実績では紹介しきれていませんが作りやすいキットであるため、実は弊店でも組立済み状態でお売りいただくケースがよくございます。
カートイワークスでは今回お譲りいただきましたように歴史あるミニカーの買取も行っております。
自分のものではないので整理をお願いしたいという中高年の皆様や、持っているアイテムがいくらで売れるか知りたいというお若い方など様々なご相談者様からお問い合わせいただいております。
ミニカー買取に関するお問い合わせ・ご相談は、クチコミ評価業界No.1のカートイワークスにお任せください。