先日は千葉県木更津市のお客様より出張買取にて、トミカを大量買取させて頂きました。
トミカ初期の黒箱を含めミニカーを沢山譲っていただきました。その中からいくつかご紹介いたします。
まずはこちら、『川崎バートルKV107-Ⅱ』です。いきなり車じゃないんですけれども、トミカは結構こういった車以外もトミカ化をしていたりします。
トミカ No.19 川崎 バートル KV 107-II 2
こちらは19番台とかなり古いものですがこれより先に、ガルパンで知名度が非常に上がった茨城から北海道を結ぶフェリー『さんふらわあ』もトミカになっていたりします。『さんふらわあ』は13番台で、トミカのシリーズでは初めての車以外のトミカだそうです。
残念ながらファンからの評判はあまり良いものではなかったらしく生産も僅かだったそうです。海の次は空だという事だったのでしょうが、何故バートルだったのでしょう……普通に人気の出そうな戦闘機は流石に形状が違いすぎてトミカのイメージから外れすぎるから駄目だったのでしょうか?
後ろのハッチが開いたりと細かいところまで作られています。人気が出ていれば後に様々な機種が続いて出たと思うと少し残念。
続いても車ではありません。こちらはSLですね。「デゴイチ」の愛称で広く親しまれている日本の蒸気機関車と言えばこれと、代表格の『D-51』です。箱が黒で車体も黒いのを危惧してか白いギザギザの背景に車体が映っているのがポップで可愛い箱になってます。
トミカ No.104 D51 蒸気機関車
鉄道はやはり同じ車輪で陸を走行するからか比較的好意的に受け取られたようで、このデゴイチで3つ目になります。他はディーゼル機関車のDD-13形と電気機関車のED-75形になります。
バリエーションも豊富でナンバープレートが違ったりしたものがあります。炭水車が付いていないのが惜しいですけれど中々カッコイイです。
最後はちゃんと車です。現在も大変人気な『スカイライン 2000GT-R』です。実はこちら元々、ハコスカこと71年型2000GTターボが出ていたのですがそちらを廃盤にしてレーシングバージョンとして再生産していて、オイルクーラーを構えたりと迫力のあるフォルムに生まれ変わっています。
トミカ No.21 スカイライン H-T 2000 GT-R レーシング
大人気な車種だけあってバリエーションが何と22種類以上も用意されています。如何に人気であったかが分かりますね。
トミカは世代によって箱のデザインが違うのでそこから大体の年代が分かります。皆さんもお家から箱付きのトミカが発掘されたら是非いつの物か調べてみてください。
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