秋葉原BEEPの店頭買取にて、モデルガンやエアガンの開発でおなじみのマルシン工業がかつてリリースしていた、ポルシェの1/8精密模型をお譲りいただきました。カートイワークスをご利用いただきありがとうございます!
買取金額 | 170,000円 ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
商品名 | 1/8 '73 ポルシェ911 カレラRS 2.7 エンジンキット |
メーカー | マルシン |
シリーズ | - |
カテゴリ | プラモデル |
付属品 | 外箱・取扱説明書 |
モデルとなった911カレラRS2.7は、1973年のみの限定生産モデル。一定数以上生産された市販車をベースとすることが条件の、グループ4のホモロゲーションを取得するために生産されました。
911S/2.4をベースにエンジンを2687ccへとアップ。当初はグループ4のための500台が限定生産されましたが、好評につき1000台以上を追加生産。そのためグループ3のホモロゲーションも満たすことができました。いわゆる「73(ナナサン)カレラ」として、911の歴史の中でも名車として語り継がれています。
本アイテムの発売は1994年頃。モデルガン・エアガンの開発で培った精密パーツの製作技術を活用し、全500点以上もの精密な金属パーツで構成されています。自社の技術力を試すため、社長自らが陣頭指揮を執り、3年もの年月をかけて開発されました。
その構造も可能な限り実際のエンジンを再現。実物がガソリンの爆発を動力源としているのに対して、外付けのチューブを経由して供給されるフロンガスや圧縮エアによって作動します。
当時このアイデアを知った時、ちょうどこの時期普及していた外部ソース供給式のエアガンっが連想されました。実際のところ、このアイテムの開発に踏み切れたのも、パワーソースとなるフロンガス缶が安定して入手できる環境にあった点が大きかったと思われます。
今回は明るい木製パッケージの再生産型(後期生産型?)をお譲りいただいております。このほかに黒っぽい木製の初期型やイラストパッケージ、輸出仕様などキット版だけでも複数の種類があります。
当時価格はキット版で93800円、完成品は158000円とともにかなりの高額商品でした。実際のところキットを組むにあたっては各パーツのバリ取りや面取り加工を行い、さらに防錆処理も必要なので、むしろ完成品がリーズナブルに思えてきます。
先述の通り人気の高い73カレラのエンジン、そしてもともとが高額だったこともあり、完品の場合はカートイワークスでは当時定価を越える額で買取させていただいております。また、あわせまして同じく90年代にマルシンがリリースしたハーレーダビッドソンのエンジンなどもお待ちしております。組むのが困難で押し入れにしまったままのエンジンはございませんか? まずはご連絡ください!