【出張】東京都港区のカーモデル多数買取実績その2|トミー復刻盤チャンピオンミゼットレーサーほか、1950~60年代 葉巻型レースカー

出張買取カーモデル多数 その2 トップ画像
買取金額合計 1,268,830
※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。
商品名『POLISTIL フェラーリ500』『COX メルセデス ベンツW196』『トミー(三陽工業) チャンピオンミゼットレーサー<復刻版>』など
メーカーポリスティル、COX、トミー
カテゴリミニカー
付属品取扱説明書、外箱

先週に引き続き、出張買取にてお譲りいただきましたおよそ500点ものカーモデルその他の中からのご紹介です! 今回は1950年代から60年代にかけてのレースシーンで活躍した、葉巻型レーシングカーのトイをピックアップしてみました。

コックピットとエンジンを搭載したボディから4つのタイヤが飛び出したいわゆる葉巻型デザインのフォーミュラーカーの時代がありました。1950年代のフロントエンジン時代から1960年代はミッドシップエンジンへと変化したものの、この無駄を排したシンプルなスタイルこそが長らく最速を目指すものとして認識されてきたのです。

出張買取カーモデル多数 その2

POLISTIL フェラーリ500

POLISTIL フェラーリ500F2 ケース

イタリアの玩具メーカー、ポリスティル社によるフェラーリ500F2です。実車は1952年から53年にかけて活躍しました。

POLISTIL フェラーリ500F2 本体

1952年のF1世界選手権は、参加チームを増やすべくF2規定の排気量2000ccのマシンによるレースとなりました。フェラーリはこの排気量においても2系統のV12エンジンを用意していましたが、新設計の直列4気筒エンジンを開発し、レースに臨むこととなります。これはフェラーリとしては競技車、市販車を通じて初めてV12以外のエンジンを使用した例でもあります。

POLISTIL フェラーリ500F2 本体後方

車名の「500」は、1気筒あたりのシリンダー容積が由来です。軽量でシンプルな構造の新型エンジンは、F1世界選手権以外のレースも含めると33戦30勝と圧倒的ともいえる結果を残しました。

POLISTIL フェラーリ500F2 コンソール

おもちゃは1/18前後のスケール。メタルパーツで細部まで再現されています。なお、POLISTIL社はそれまで1/43が主流だったミニカーの世界に、1/24や1/15といった大スケールを導入した先駆けのメーカーであるといわれています。1980年代にはアメリカのトンカ社と提携して、アメリカでも1/18スケールモデルを展開しています。おそらく本アイテムもこの時の、トンカ/ポリスティル連名でリリースされた商品と思われます。

COX メルセデス ベンツW196

COX メルセデス ベンツW196 フロント

アメリカの玩具メーカー、COXのベンツW196です。実車は1954年から1655年にかけてのF1世界選手権で活躍し、12戦中9勝を記録しました。W196は当初タイヤとボディ全体をすっぽりと流線形のカバー状ボディで覆ったスタイルでデビューしました。直線で高い効果を見せましたが、ドライバーにとっては葉巻型ボディに比べて周辺視界が悪化。第2戦でコースのパイロンにフェンダーをぶつけるなどのアクシデントに見舞われます。結果として急遽従来型のオープンホイールボディが製作され、第3戦ドイツグランプリの予選2日目から導入されました。

COX メルセデス ベンツW196 後方

おもちゃはプラパーツが主体ですが、メッキによって高級感と精密感を演出しています。各部の布?によるメッシュ表現がなんだかほっこりします。あと実車もそうらしいのですが、シートのチェック模様が外車なのにものすごくい昭和感をかじるのですが私だけじゃないですよね?

COX メルセデス ベンツW196
COX メルセデス ベンツW196
COX メルセデス ベンツW196

トミー(三陽工業) チャンピオンミゼットレーサー<復刻版>

トミー チャンピオンミゼットレーサー<復刻版> パッケージ

1999年にトミー(現:タカラトミー)が創業75周年を記念して、復刻仕様として発売したブリキ製レーサートイです。フリクション走行が可能。1953年に発売されたアイテムを、当時のプレス技術を駆使して製造したものとなります。なお、同社は今年(記事執筆時2024年6月)100周年を迎えました。

トミー チャンピオンミゼットレーサー<復刻版> フロント
トミー チャンピオンミゼットレーサー<復刻版> 底面
トミー チャンピオンミゼットレーサー<復刻版> 認定証

たしかこの頃(90年代後半)はマスダヤでもロボットトイを縮小してリリースしていましたね。90年代後半はアメトイ由来のアクションフィギュアブームと、なんでも鑑定団が火をつけたレトロブームが一つの潮流となった時期です。大人ユーザー向けの再販やリメイクアイテムが多数リリースされました。例えば復刻ならこうしたtinトイのほかにもミクロマン(タカラ)など、リメイクは超合金魂(バンダイ)などですね。

スプリントレーサー パッケージ
スプリントレーサー 本体
ビンテージオートモービル パッケージ
ビンテージオートモービル 本体

このほかにもSHYLLING MOTOR WORKS製の「スプリントレーサー」や、HA HA TOY製の「ビンテージオートモービル」などのレーサーをお譲りいただいております。ありがとうございます。

なお、その後葉巻型レーサーがどうなったかというと、1968年、ロータスが前後ウイングの装着車を投入。各チームともウイング競争が開幕し、いきすぎたリアハイウイングはやがて禁止に。するとまたしてもロータスがボディ全体でダウンフォースを稼ぐウェッジシェイプスタイルを導入します。そして1970年、現代フォーミュラースタイルの祖ともいえるロータス72の登場によって、葉巻型の時代は終わりを告げることとなります。

tin toy パッケージ並び

いまや過去の映像やビジュアルの中でしか見ることのできない葉巻型レーサー。たしかにたくさん集めて並べてみたい衝動にかられます。カートイワークスではヒストリカルさを感じるミニカーと伊の買取をお待ちしております。大量の場合はご自宅までうかがっての出張買取も対応しております。まずはご連絡ください!

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