買取金額 | 合計 1,268,830円 ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
商品名 | K&B 1/25シェルビーコブラGT、1/24 ポルシェ906/916など |
メーカー | K&B |
カテゴリ | スロットカー |
付属品 | 取扱説明書、外箱 |
なんとパレット3個分、500点近くにおよぶカーモデル多数をお譲りいただきました! ありがとうございます! 内容も1/12キットから、1/87完成品ミニカーまで、ブリキトイなど、非常にバラエティに富んでおりました。せっかくですので今週と来週の2回に分け、まずは60年代のスロットカーをご紹介します。
K&B スロットレーシングカー 1/25シェルビーコブラGT、1/24 ポルシェ906/916
スロットレーシングは1950年代のイギリスで登場し、アメリカを経由して1960年代に日本にわたってきました。この時のスケールは1/24が中心で、ボディの作りこみも遊びの一環だったようです。
田宮、ニチモ、マルサン商店などが参入し、1/24の車両を走らせるコースがゲームセンターやボウリング場などにも設けられました。ちょうどミニ四駆などと同じように、汎用シャーシに好みのボディやモーター、タイヤなどを組み合わせ、走りが追求されたようです。
当然あっという間に小中学生には手の届かない世界となり、しかも大人たちは公然と賭けレースなども行うようになり、ブームは終息しました。初心者や若いユーザーが入ってこない世界はこうなってしまうんですね。
この時期にアメリカのK&B社からリリースされたキットがこちらです。実車のコブラクーペが1964年、ポルシェ906が66年デビューですから、60年代後半のアイテムでしょうか。
経年にくわえ日本の湿気や気温などの影響もありダメージを受けていますが、タイヤなどは同スケールのものを流用したり、モーターも最新のものを使うなどしていけばいいマシンに仕上がるかもしれません。
それよりも同じメーカーの同価格帯アイテムにもかかわらず、1/24と1/25と2種類のスケールで製作されている点が気になる方もいるのではないでしょうか。これはアメリカンカープラモに詳しい方ならピンとくるかと思いますが、伝統的に米国製のこのクラスのキットは、メーカーから提供された設計図のインチ表記(1インチ=2.54cm)をそのまま1mmに換算してキットの図面を製作していました。
そのためアメリカ製のコブラは1/25(厳密には1/25.4)、ドイツ車のポルシェは世界標準的なスケールの1/24なわけです(参考:アメリカンカープラモ・クロニクル)。
1/24 ニチモ フェアレディ スロットカー
上記のK&Bはボディとシャーシがセットになったキットですが、こちらは1/24汎用シャーシに、ニチモ製ダットサン SR311 フェアレディ2000のボディを改造して搭載しています。おそらく当時はこうして自分好みのボディを載せて走らせるのがポピュラーな遊び方だったのでしょう。でもこうなるとやはり小学生あたりには敷居が高そうですね。
ソフトトップ型をレース仕様に改造。オバフェン化やグリルのメッシュへの置き換え、フロントスクリーンの加工など、手慣れた方によるものなのでしょう。
底面のシャーシを見ると、モーターの前の連結部でホイールベースの調整をしているようです。
現在も1/24はカーモデルのポピュラーなスケールですから、今ならどんな車両にしようかという夢も膨らみます。フジミのポインターとかどうですかね。ホイールベースかなり延長しないとかもですが。
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