ほぼ一部屋分はありそうな、大量のミニカーコレクションの山を宅配買取にてお譲りいただきました、ありがとうございます! 内容は主に1/24のレジンキットと、1/12の完成品。キット塗装用のコンプレッサーやエアブラシ一式なども含めた全200点以上となります。
買取金額 | 合計932,300円(20%アップ買取キャンペーン適用) ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
商品名 | 「MG MODEL 1/24 FERRARI 195 S berlinettaTouring」「STUDIO27 1/24 TOYOTA TS010 #7 "DENSO" LM’92」「モデルファクトリーヒロ 1/24 OT1300」「Q-MODEL 1/24 BRE HINO SAMURAI」 |
メーカー | CMA MODELS、LE MANS、MG MODEL、MODENA、さかつう、スタジオ27、モデルファクトリーヒロ、Q MODEL、PEOFIL |
シリーズ | - |
カテゴリ | ミニカー |
付属品 | - |
今週と来週の2回に分けて、そのさらにごく一部をピックアップしてご紹介します。
まず今回は1/24のレジンキット系です。
MG MODEL AUTOMODELLI 1/24 FERRARI 195 S berlinetta Touring
1950年に発表された2350ccV12エンジン搭載のフェラーリのスポーツクーペを、レジンキャストキットで再現。付属のゼッケン25は、1950年のル・マン24時間レース出場時のものとなります。
レジンキットはプラキャスト製の本体を核として、クリアパーツ製の各部ウインドウやライト類、窓枠やグリルなどはエッチングパーツ、ホイールなどのメタル製パーツやゴム製のタイヤを組み合わせます。ボディの塗装は腕の見せ所であると同時に、レース仕様や公道仕様など、好みのモデルで再現することができます。
STUDIO27 1/24 SAUBER C11 WSPC'90/TOYOTA TS010 #7 "NIPPON DENSO" LM’92
スタジオ27がリリースした、1990年代初頭のプロトタイプカー選手権用のグループCカー2台です。ザウバーC11は1990年にメルセデス・ベンツが製作した、ワールドスポーツプロトタイプカー選手権用のグループCカー。しかし1991年にFIAが規定を変更し、自然吸気3.5lエンジンへと統一。そのためメルセデスやジャガーといった大御所が撤退してしまいます。
TS010は1991年にトヨタが製作したプロトタイプカーで、その新たな規格に対応していました。しかし92年のSWCシリーズでは初戦こそ勝利したものの2戦目以降はプジョーの後塵を拝する結果となり、SWCも同年のみで終了してしまいます。
92年と93年のル・マンでも、エンジンやミッションのトラブルのため優勝はできないまま終わりました。キットは金属キャスト製ホイールなどハイブリッド素材。ザウバーカラーのシルバーや、日本電装モデルの白赤など、車体カラーにあわせたパッケージカラーがニクいですね。
MFH( Model Factory Hiro) 1/24 OT1300
1965年半ばに活躍したフィアット・アバルトOT1300のレジンキットです。流線形のFRP製ボディはレースカーとしての高い機能性と、格別の美しさを兼ね備えていました。グループ4の義務生産数として50台が生産され、デビュー戦となるニュルブルクリンク1000kmにて1.3Lクラスの1位から3位を独占する華々しいデビューを果たしました。
こちらのMFH製キットは、もともとのパッケージは紛失された様ですが、キット内容と説明書などを市販のクリアケースに入れた状態でお譲りいただきました。今はこのくらいのサイズのケースなら100円ショップでも手に入る時代ですので、同様のことでが起こった時はぜひとも真似してみたいですね。
Q-MODEL 1/24 BRE HINO SAMURAI
1967年5月の第4回日本GPに出場すべく、個人参加でアメリカから日本にやってきたのが、三船敏郎率いるチームサムライと、プロトタイプマシン・日野サムライでした。日野サムライの設計はアメリカのレースマシンコンストラクターのピート・ブロック。シェルビー・アメリカンでコブラ・デイトナ・クーペなどの設計に携わり、独立してBRE(ブロック・エンタープライズ)を立ち上げてレース活動を行っていました。そのBREがレースに出場していたのが日野コンテッサ900や1300で、その1300エンジンを使ったプロトタイプカーがこの「日野サムライ」です。しかしレースでは最低地上高が車検不合格となり、出場することはできませんでした。
Q-MODELではその幻のプロトタイプカーともいえる車両をキャストキットとして再現。なんと取説のところどころには、オリジナルカーの設計者であるピート(ピーター)ブロック氏からのアドバイスが記されています。中には「フレームの向きが逆なので作り直しましょう」「エキゾーストパイプは工夫するか作り直しましょう」といったなかなか身も蓋もないアドバイスも……。それにしても日野サムライはかっこいいですね。
Q-OMODELからは他にも同じスケールのフェラーリ330TRもお譲りいただきましたが、日野サムライと共にタイやパーツが溶けて形を保っておりませんでした。これはもちろん素材の問題で、日本の気温や湿度は色々なマテリアルの長期保存に向いていないんですよね。しかし1/24のタイヤパーツは他社製品などでリカバリー可能なこともあり、サムライは8000円、330TRは5000円で買取させていただいております。どうぞ一部パーツの破損や変質などがあっても、あきらめずにご相談くださいね。
このほかにもProfil24製のジャガータイプEやアルファ 8C 2900、CMA(CREATIVE MINIATURE ASSOCIATES)モデルのフェラーリ330P4スパイダー、モデナ製の1/24のスロットレーシングカー用交換ボディキットその他、レジンキットならではの希少なセレクトの車種が盛りだくさんでした。本当にありがとうございます。未組み立て、組済、箱アリ、箱なし、パーツ欠損など、様々な状態でもそれぞれ対応させていただきます。
次回は1/12サイズの完成品カーモデルをご紹介していきます。
カートイワークスでは完成品モデルに限らず、プラモデルやレジンキャストキットなど、様々な形式のカーモデルの買取をお待ちしております。今回のような宅配買取以外にも出張買取や、埼玉・東京・神奈川・長野の各店舗にお持ち込みいただく店頭買取など、アイテムの物量とお客様のご都合にあわせた買取方法をご提案させていただきます。まずはご連絡ください!
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