【出張】東京都足立区の分冊百科買取実績|アシェット組立済み大量買取 その2-車両編- ラ・フェラーリ、ホンダS800M、ティレルP34

アシェット ラ・フェラーリ タイレルP34 ホンダS800

足立区のお客様からお譲りいただきました、アシェットの完成品シリーズ紹介の第2弾です。今回はラ フェラーリ、ホンダS800M、ティレル(タイレル)P34をご紹介します。

→第1弾「週刊スバル・インプレッサをつくる」の紹介ブログはこちら

F1由来のハイブリッドモデル・ラ フェラーリ

アシェット 週刊ラ・フェラーリをつくる

実車のラ フェラーリは2013年に販売開始された限定生産モデルです。当初のコードネームは「ニュー・エンツォ」で、F40、F50、エンツォ・フェラーリの系譜に位置しています。先の3台はいずれもフェラーリの総業40周年、50周年、55周年にあわせたものですが、ラ フェラーリはそうした周年記念モデルとしては発売されませんでした。

最大の特徴はやはりV12エンジンと「HY-KERS」によるアシストモーターを搭載したハイブリッド仕様にあることです。これによって先代にあたるエンツォフェラーリから40%の二酸化炭素排出量の削減を実現しつつ、ガソリンエンジンとモーターをあわせ合計963psという、とてつもないパワーを内包しています。

アシェットの「週刊 ラ フェラーリをつくる」は2015年8月に発売開始。全号を集めることで1/8スケール、全長約60cmのハイクオリティダイキャストモデルが誕生します。
実車は当初わずか499台のみの生産で、庶民どころかちょっとやそっとの大富豪にもそうそう手の届かない存在でもあります。

アシェット版は自ら組み立てていくことで、実車オーナーでさえそうそう見ることのできない内部構造やパーツの裏側まで見ることができると考えると、すさまじいまでの魅力にあふれたアイテムといえるのではないでしょうか。

アシェット 週刊ラ・フェラーリをつくる

▲フロントボンネット内。各部がカーボン素材でおおわれているのがわかります。

アシェット 週刊ラ・フェラーリをつくる

▲フロントとは対照的にみっちり詰まった後部エンジンルーム。リアガラス越しに見えるんですね。

アシェット 週刊ラ・フェラーリをつくる

▲大口径のディスクブレーキ。経年によるものでしょうか、タイヤのエイジングっぷりが実物っぽいいい味出しています。

アシェット 週刊ラ・フェラーリをつくる

▲整流板の美麗な配置など、変形して空を飛びますと言われてもおかしくないリア周り。メッシュの質感再現などもやはり大サイズならでは。

ホンダ初の4輪車「Sシリーズ」の到達点S800!

アシェット ホンダ S800M エスハチをつくる

エスハチの愛称で親しまれたホンダS800は、1966年にリリースされたホンダの小型スポーツカーです。1963年発売のホンダ初の4輪自動車S500、その後継機であるS600に続く「Sシリーズ」の第3弾で、排気量の拡大と共にパワーやトルクも向上。海外・特に北米でも、大排気量・ハイパワーを誇る現地の車に遜色のない走りを実現していました。

アシェットのS800Mは、輸出仕様のS800をベースに国内向けに各部をブラッシュアップしたいわばマイナーチェンジ版。フロントディスクブレーキや13インチラジアルタイヤなどの走行性能の向上や、オートチューニングラジオ、ヒーターなどの装備、フロントフェンダーなどのエクステリアが改良された、まさに完成形ともいえる仕様を再現しています。

アシェットでは2019年5月より「Honda S800M エスハチをつくる」をスタート。小柄なサイズのエスハチは1/6スケール、全長約55.5cmとなっています。1/6ということは変身サイボーグをはじめとするいわゆる12インチサイズフィギュアと絡められますね。

当時としては画期的なDOHCツインカムエンジンにも触れることができるのはうれしいですね。ラ フェラーリとは対照的に、庶民にもなんとか手が届くスポーツカーとしての魅力があると思います。

アシェット ホンダ S800M エスハチをつくる

▲AS800E直4DOHC791ccエンジン/最高出力70psがみっしりと詰まったエンジンルーム。

アシェット ホンダ S800M エスハチをつくる

▲今にもメーター類が動き出しそうなコンソールパネル部

アシェット ホンダ S800M エスハチをつくる

▲リア周り。ランプ類のクリアパーツと各部に使用されたメッキのコンビネーションが美しいですね。

ティレル? タイレル? F1史に名を刻む6輪車・P34

アシェット ティレル P34をつくる

1976年、それまでの常識を覆す6輪車という発想でF1レースに切り込んだティレルのP34。ちなみにリアルタイムでP34を知る世代には、当時の通称である「タイレル」とついつい呼んでしまいます。そういう人はもうちょっとしたおじいちゃんですので、適当に受け流してしまいましょう。

6輪化に及んだ理由は、車体空気抵抗を多く受けるフロントタイヤを小型化することで最高速度を向上させるのが目的でした。当然小径化よってグリップ力が低下しますので、タイヤの本数を増やすことによって補ったわけです。このわかりやすい差別化は、正直F1の見分けがあまりつかなかった先ほどのおじいちゃん世代にも一目で伝わり、人気となりました。

本車は直後に製作されたテレビアニメにも大きな影響を与えています。共に1977年より放送開始した『激走!ルーベンカイザー』や『アローエンブレム グランプリの鷹』では、後輪4駆化による6輪や、前後4輪ずつの8輪など、さらにタイヤの数を増やすことでパワーアップを表現していました。

アシェット「ティレル P34をつくる」は、2018年1月販売開始。いくつか存在するバージョンの中から、1976年10月開催のF1イン・ジャパンでの姿を再現しています。
1/8スケール、全長は約51cm。フロント4輪がステアリング連動で可動し、フロントアクスル、サスペンション、ディスクブレーキなども実写と同様の構造で再現されています。
また、LEDを組み込むことでテールライトの点灯も可能でした。

アシェット ティレル P34をつくる

▲1976年F1世界選手権イン・ジャパン #3 チーム・ティレル ジョディ―・セクター車。コンストリクター名とドライバー名がひらがなで追記されています。ミラー下の小窓は、フロントタイヤの挙動確認用。

アシェット ティレル P34をつくる

▲最高速とコーナリンググリップを両立させたフロントタイヤ。一方で構造が複雑化したためか、フロント周りの剛性不足でトラブルも多かったようです。

アシェット ティレル P34をつくる

▲内部を知るどころか近くで見ることすら難しいF1マシン。ましてや過去のアイテムならなおさらでしょう。パートワークアイテムならば、組み立てによってその構造に迫ることができるわけです。

素晴らしきパートワークの世界

組み立て系のパートワークシリーズはコレクションとしての楽しみ、コツコツと作り上げる喜び、構造を知る充実感、それぞれを味わうことができる魅力的なブランドです。単純なミニチュアモデルというだけでなく、その販売形式じたいが一つの遊びのジャンルともいえるかもしれません。

次回は戦車達を紹介予定です。乞うご期待!

デアゴスティーニ アシェット 大量の組立済

カートイワークスではアシェットの買取を強化しています。今回お譲りいただいたラ・フェラーリ、エスハチ、P34のように、組立済みや組立途中も大歓迎です。刊行途中も買取いたします。
アシェット、デアゴスティーニなど分冊百科コレクションの整理をご検討の際は、ぜひカートイワークスへご相談ください。

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