滋賀県彦根市のお客様より、CMC「1/18 メルセデス W125 1937」を宅配買取にてお譲りいただきました。カートイワークスをご利用いただきありがとうございます。
CMC 「1/18 メルセデス W125 1937」 今回の買取金額:8,000円 ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
先月もCMCの買取がありましたが、車種はブガッティでイタリア車でした(詳細はこちら)。
創業初期のCMCはメルセデスやアウトウニオンなど、ドイツ車を中心としたラインナップだったので、「CMCといったらドイツ車だろ…!」というイメージの方もわりといらっしゃるかと思います。
今回のW125はそうした初期ラインナップの中でもCMCの精緻な造形の魅力が詰まっているアイテムです。
さて、それではさっそくお品物を見ていきましょう。
シルバーのボディはミニカーでこそ塗装されていますが、実車では未塗装のアルミボディの地の色を晒していました。ボディ塗装を省略することでマシンの軽量化をはかったためで、この時期はメルセデスだけでなく、アウトウニオンも同様でした。結果としてはどちらのメーカーもレースで好成績をおさめ、「シルバーアロー」と呼ばれることになります。葉巻型のボディ形状もあいまって、じつにいい響きの愛称ですよね。
コックピット部。パネル部のペラルージュ(ウロコ状の装飾)も丁寧です。さすがにシフトレバーは動かせませんが、ディテールの追求はさすがにしっかりしています。
エンジン部サイドのマフラー焼けもきっちり再現。購入者が普通のミニカーを買って、ちょっと手を入れそうなポイントは先回りでおさえているのはCMCが高く評価される所以でしょう。
エンジンカバーを開けると、OHC直列8気筒エンジンがあらわれます。M125と名付けられたこのエンジンは重量222kgと車体全体のおよそ30%の重さを占めましたが、その力はとてつもなく、5,800rpmで最大640馬力(418-444 kW)を発揮しました。1960年代半ばに大排気量のV8エンジンを搭載したマシンが登場するまでの約30年もの間、このM125を超えるものは出なかったといえば、その凄まじさが伝わるでしょうか…?
ホイールは着脱できませんが(一応、可能ではあるのですがオススメしません…)、リアのサスペンションは可動します。ボディ下部のネジ穴が見えやすいのはCMC初期モデルらしいところです。後のシリーズ展開ではこうしたところにも気をつかい、より実車感を追求していくわけですが、そうした変遷を楽しむのもいいですよね。
カートイワークスでは今回紹介したミニカーだけでなく、ラジコン、プラモデル等の買取も積極的に行っております。当店在籍の専門スタッフが対応し、一点一点丁寧に査定いたします!
新品・未使用品にかぎらず、どのようなコンディションのものでも歓迎します。コレクションの処分・整理をお考えでしたら、ぜひカートイワークスをご利用ください。
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